競艇業界の星となれ! 第105期29人が卒業
*内容は全て記事作成時のものです
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やまと競艇学校は日本モーターボート競走会が運営する全国で唯一の競艇選手養成機関。全寮制で、訓練生は1年間、整備の基礎知識や操縦技術だけでなく、競艇選手として持つべき精神教育を学ぶ。プロ選手養成に向けたカリキュラムは厳しく、難関といわれる入学試験を突破しても全員が卒業して競艇選手になれるとは限らない。今回卒業する105期生も入学者は42人だった。

卒業の大きなイベントが記念競走。父母、関係者ら約250名が見守る中、学校内の第一競走水面で熱戦を繰り広げ、大阪出身でリーグ戦勝率4位の渡部悟訓練生(21)が優勝、第18代やまとチャンプに輝いた。優勝線では外側から内寄りの艇を抜く「まくり」と呼ばれる戦法で抜け出しゴール。表彰式では「スタートが無事なことだけを確認して、あとは何も考えずに走った。ゴールするまで手足が震えました」と喜びを語った。

競艇選手にはA1,A2、B1、B2の4段階の所属級があり、それによって斡旋されるレースの格や日数が変わる。優勝した渡辺訓練生にはB1級と同等のレース参加日数が斡旋されるが、同訓練生は「まずは本当のB1選手になれるよう、新人らしく全速で走るレースをしたい」と抱負を語った。

卒業式では日本モーターボート競走会の皆川浩二会長が「一流になる近道はない。一走一走の経験を力に変え、苦しい時はやまと競艇学校を思い出せば必ず活路が見いだせる。スター選手の候補が現れることを心から期待している」と激励、卒業生一人一人に卒業証書を手渡した。