アフリカ視察報告5

中村 真美子
海洋グループ
海洋技術開発チーム
海洋グループ
海洋技術開発チーム

どこの国に行ってもサッカーは大変人気があります。
コンゴでは女子職業訓練校に行きました。当初、男子校に行くと思っていたところ、着いた先は女子校で、きちんと制服を着た女生徒約350人が校庭に整列し、歓迎の歌を歌ってくれました。透明感のある歌声が響き渡り、ほどなく歓迎の式典は終わりました。そこで、調査団のメンバーの1人が「サッカーボールを持ってきたのですが・・・」と聞いてみると、女の子でもサッカーは大好きとのことで、急遽、ボールを膨らませ、配ることになりました。

私たちの周りは女の子だらけ、熱い視線で私たちの動作を食い入るように見つめます。すぐに1つのボールに空気が入り、宙に舞いました。同時に少女たちの歓声と笑い声が巻き起こります。1つ、2つ、3つ、4つと、その度に同じことが繰り返され、あっという間にボールは少女たちの腕の中に収まり、サッカーではなく、バレーボールのように少女から少女へとボールが回っていきます。
私たちの視察はその後も続きました。近隣の子供や大人も日本からの珍しいお客さんということで、大勢私たちを見に来ていました。そこには、小学生くらいの男の子もいて、「バロウ、バロウ」と言っています。「自分たちにもボールをくれ」と言っているのでした。残念なことに女子校にプレゼントしたのが最後のボールになってしまい、予備はないために断るしかなく、本当にかわいそうなことをしました。
この子供たちを見ていると、サッカーボールの威力に脱帽します。本当にみんなサッカーが大好きなのです。