トピックス一覧

[ 2009-07-03]

アフリカ視察報告6

浅倉 麻衣子
公益・ボランティア支援グループ


page  12345

2週間の貧困視察を終えて

生まれたばかりの赤ん坊を嬉しそうに見せてくれたお母さん
生まれたばかりの赤ん坊を
嬉しそうに見せてくれたお母さん

医療器具が何もない病室、子どもたちがひしめき合う教室、今にも壊れそうなスラムの家———
「貧困視察」の名のとおり、日本と比較すること自体に後ろめたさを感じるような現実をいくつも目の当たりにしましたが、それでも、どの場所にも笑顔があったように感じます。病室で生まれたばかりの赤ん坊を嬉しそうに私たちに見せてくれたお母さん。習ったばかりのアルファべットを得意気に披露してくれる子どもたち。革製品を売って生計を立ててるんだよと丁寧に教えてくれた、スラムに住む男性。


どこの国でも子どもはカメラが大好き
どこの国でも子どもはカメラが大好き

日本人は、何かにつけすぐに憐れんだり、かわいそうに思ったりしがちですが、そこに住む人たちはみなプライドを持って日々生活しています。ただ、お金さえ与えれば、解決するものではありません。ものやお金を与える一方的な「援助」ではなく、どのようにものを作るのか、お金を使うのか、その指導も含めた支援こそが、これらの国には望まれているということを実感しました。今回の視察で出会った笑顔が、日々の苦労を消すための一時しのぎの表情ではなく、自らの生活に対する誇りから来る笑顔であってほしいと思います。


page  12345