アフリカ視察報告8

公益・ボランティア支援グループ
福祉チーム

キンシャサの奇跡に憧れ、でも初日から二度と来たくないと感じ、そしてカネをせびられ続けた。
それなのに帰るときまでにはこの国を好きになっていた。「ろくでなしのアイツだけど、気がついたら好きになっちゃってた」ってことがあるように。カネをせびる人、ただ路上に佇む人、ひたすら道を歩いている人。そんな人たちも丸ごと好き、と言っては過言だが、それでもかなり素敵な人たちにたくさん出会えたことは事実だ。現地でがんばる日本人シスターたちやその仲間のコンゴ人たち。アドバイザーとして同行したムルアカさん(コンゴ出身)の実家で会った妹夫婦やその娘たち。エボラのアウトブレイクを生き残った人たちや、治療にあたって次々に命をおとしたシスターたち。未熟児を出産直後の若いママたちは写真撮影が大好きだった。全寮制女子高校の生徒たちはワイルド&キュート。プレゼントしたサッカーボールを奪いあいながら全身でとび跳ねる…。

予習でみた、ウガンダ大統領アミンを描いた映画『ラストキング・オブ・スコットランド』のアミンのセリフは、実は大切な言葉だ。「お前ら外国人は、おれたちを“現地人”だと思ってる。外国人と現地人というゲームのつもりなんだろ。でもおれたちはゲームじゃない。おれたちは人間だ。」訪問は終わってもゲームが終わったということではない。わたしたちは人間に会いに行ったのだということを忘れず、これからも人間のことを、もちろんコンゴ限定でもなく、考えていきたい。かつて曽野綾子が言った「人間を創る学校」という言葉。自分にとって今回の旅と、そこで出会った人々はまさに「人間を創る学校」だったのだ。(終わり)
お世話になった皆々様に仕事でお返ししていきたいと思います。
最後にもう一度ありがとうございました。