【シリーズ報告書】タイ義肢財団のモバイルユニット

芳川 龍郎
総務グループ
企画推進チーム
総務グループ
企画推進チーム

ラオスでは、非常に多くの人が義足を必要としていることを肌で感じ、驚きました。義足を持っていない、松葉杖で生活している障がい者も多く見受けられ、ラオスの肢体障がい者を取り巻く環境を見せつけられた気がしました。

特に印象的だったのは、タイ人義足製作技術者の何人かは、自らが義足を装着している人々であったということです。自身が義足を装着しているので、義足を必要としている人の気持ちや状況がよくわかり、義足製作中、患者とのコミュニケーションが良く取れていました。

ラオスには、義足をしても職が見つからない肢体障がい者が多くいると聞きました。その人たちへ義肢装具を作製できるようにトレーニングを提供して、義肢装具士の道を歩む機会を提供することが出来たらと思います。

今回配布した義足はおよそ2年は持つと推測されています。今回提供された義足はタイ義肢財団が独自に作り出した部品を使用しているため、2年後のアフターケアをどうするのか、という課題が残りました。事業担当者として、引き続きラオスにおける義足のニーズ調査や当事者の生活状況についての情報収集を続け、状況を見極めていこうと思います。
文書、写真: 日本財団国際協力グループ 芳川龍郎
※日本財団は、カンボジア義肢装具士養成学校、スリランカ義肢装具士養成学校、タイ義肢装具士養成学士号提供プログラム(マヒドン大学医学部シリラート病院/シリントン国立医療リハビリテーションセンター)を支援し、東南アジア地域の義肢装具士養成を行っています。