地域伝統芸能復興基金の報告書について一連の支援内容をまとめた中間報告書を刊行

日本財団が東日本大震災の復興支援の一環で進めてきた地域の伝統芸能保存会や神社への支援をまとめた中間報告書が完成しました。
2013年4月時点で約6億4千万円の支援を決定しています。

東北地方は伝統芸能の宝庫と言われますが、震災により、芸能や祭りを行うのに必要な神輿、山車、獅子頭、楽器、衣装などが壊れたり流出したりして、多くの伝統芸能の存続が危ぶまれる状態になりました。

日本財団は、伝統芸能が復興することは芸能の保存・継承だけでなく、人々が希望を持って明日を生きるため、そして地域が再び力強く立ち上がるために必須のものと考え、一連の支援活動を行ってきました。

本報告書は、この取り組みについて関係者の方々にご報告するとともに、とくに岩手・宮城・福島3県在住の皆さまに、東北地方における芸能や祭りの素晴らしさを再認識し、震災からの復興に対し芸能や祭りが果たした役割を知る機会をご提供することで、より多くの方々にこれまで以上に伝統芸能に興味を持っていただき、県民全体でこれらを支える環境づくりがなされることを願って刊行するものです。

報告書は以下のPDFファイルでご覧になれます。
「むすび つなぐ〜伝統芸能と復興への軌跡」(PDF/9.2MB)
なお、本書に関するお問い合わせは、以下の番号にお電話をいただくか、メールの場合は件名に「まつり基金報告書に関する問い合わせ」と記載の上、以下のアドレスにお送りください。

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