笹川陽平が国際法曹協会「法の支配賞」を受賞40年のハンセン病制圧活動に対して

日本財団会長の笹川陽平(WHOハンセン病制圧大使、日本政府ハンセン病人権啓発大使)は10月23日、国際法曹協会(IBA)より、「法の支配賞」を授与されました。

写真:笑顔で盾を持つ日本財団の笹川陽平会長

法の支配賞は、世界最大の法律家の団体として人権擁護、法の支配と司法の独立のために活動するIBAが、法と正義と人権の尊重に尽力した個人を表彰する賞です。今回の受賞は、40年以上にわたり、ハンセン病制圧や患者・回復者が直面している差別と人権侵害をなくすために、WHO、各国政府、国際機関、非営利機関と密に協力して世界的に活動を続けてきたことが評価されたものです。

2013年1月には、日本財団とIBAおよび世界40カ国と1地域の46の法曹協会が共同で「グローバルアピール2013・ハンセン病に対するスティグマと差別をなくすために」を発表しています。

IBAのマイケル・レイノルズ会長は、笹川への授与について「彼の生涯にわたるハンセン病制圧活動への支援と、患者・回復者の人権擁護へのコミットメントは、私たちも見習うべき手本となるものである」と述べています。

写真:授与式で挨拶する日本財団会長の笹川陽平会長

この日、東京国際フォーラムで行われたIBA年次総会で行われた授与式に出席した笹川は「私はこの受賞の喜びを、差別やスティグマを撤廃するために戦い、社会における自分たちの正当な立場について声をあげてきた勇気あるハンセン病患者・回復者の皆さま、そして、ハンセン病の治療や啓発活動にたゆまぬ努力を続けてくださっている皆さまとともに分かち合いたいと思います。そして、世界からハンセン病とそれに伴うスティグマや差別の苦しみを取り除く決意を新たにしたいと思います」と英語であいさつしました。

日本財団のハンセン病制圧活動については、
プロジェクト「ハンセン病〜病気と差別をなくすために〜」
特集「ハンセン病の制圧に向けて」
をご覧ください。

写真:IBAのマイケル・レイノルズ会長と日本財団の笹川陽平会長

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