IUC日本研究センター レクチャーシリーズアンドルー・ゴードン博士:「失われた20年」

日時:2015年2月6日(金)18:00〜19:30
場所:公益財団法人 国際文化会館 講堂(東京都港区六本木5-11-16)

2014春より、日本財団、アメリカ・カナダ大学連合日本研究センター(IUC)、国際文化会館が共催で、IUCのOB/OGによるレクチャーシリーズを開催してきました。今回ハーバード大学エドウィン・O・ライシャワー日本研究所所長であるアンドルー・ゴードン博士が「失われた20年」について講演を行います。また、関連イベントとして未来の日本研究分野を主導するであろうIUCの現役フェローが研究発表会を行います。

日時 2015年2月6日(金)18:00〜19:30
場所 〒106-0032東京都港区六本木5-11-16 国際文化会館
共催 日本財団、アメリカ・カナダ大学連合日本研究センター、国際文化会館
定員 100名
申し込み方法
  • 定員に達したため申込を締め切らせていただきました

講演内容

バブル崩壊後、日本に対する見方は、「ジャパン・アズ・ナンバー・ワン」と称される経済大国から、社会的倦怠や高齢化を嘆く国へと大きく変化したと言えます。同時に日本の社会と経済の構造・動きも大きく変わりました。本プログラムでは、これらの変化、そして変化しなかった点をふまえてゴードン氏に大きな歴史的文脈のなかで「失われた 20 年」を捉えていただきます。また、過去20年にさまざまな形で語られてきた「日本の低迷」に関する分析の問題点について、非正規雇用などを例にお話しいただきます。

アンドルー・ゴードン

ハーバード大学にて博士号取得(歴史・東アジア言語専攻)。同大学エドウィン・O・ライシャワー日本研究所所長、歴史学部長などを歴任。専門領域は日本近現代史、戦前・戦後の日本の労使関係史、経済史から文化史までと幅広い。著書・編著に Labor and Imperial Democracy in Prewar Japan(University of California Press、1991、ジョン・キング・フェアバンク賞)、『歴史としての戦後日本(上・下)』(みすず書房、2001)、『日本の 200 年――徳川時代から現代まで(上・下)』(みすず書房、2006)など。2014年旭日中綬章受章。現在、国際日本文化研究センター 国際交流基金フェローとして滞日中。

また15:00〜17:30に、IUCにて滞在中の日本財団フェローによる公開発表会が行われますので、ご関心がある方は是非ご参加ください(添付の要旨をご参照ください)。

お問い合わせ

日本財団ソーシャルイノベーション本部 国際ネットワークチーム

担当
ジェイムズ・ハフマン
電話
03-6229-5323
メールアドレス
jl_hhuffman@ps.nippon-foundation.or.jp