「ハンセン病と人権」国際シンポジウム〜日本政府主導の国連決議受け差別撤廃へ世界5地域で実施〜 第1回は南米大陸、ブラジルのリオデジャネイロで開催

2012年2月1日(水)8:30〜(現地時間)
Hotel Novo Mundo

日本財団は、「ハンセン病と人権〜ハンセン病患者、回復者とその家族に対する差別撤廃のための原則と指針〜」に関する南北米地域を対象とした国際シンポジウムを下記の通り、ブラジルのリオデジャネイロで開催します。

2010年12月、日本政府主導による「ハンセン病患者・回復者及びその家族への差別撤廃決議」が国連総会で採択され、同決議に伴う原則とガイドラインでは、各国政府等に偏見や差別をなくすための政策・方策の策定と実施を呼び掛けています。本シンポジウムはこの決議および原則とガイドラインの周知と実効を促すため、各国の政府や法曹・医療関係者、NGO、教育機関、企業、ジャーナリストなどが参加し、今も根深く残る偏見と差別により、教育、就業、婚姻、その他の社会参加の機会が制限されているハンセン病患者・回復者の現状と差別撤廃のための具体的な方策を議論する場です。

同シンポジウムにはブラジルの保健省や人権庁の代表、国連人権高等弁務官南北米地域代表やブラジル弁護士会会長、ハンセン病回復者団体代表のほか、これまでハンセン病の回復者組織と共に活動を続ける女優のエルケ・マラビヤ氏と歌手のネイ・マトグロッソ氏も参加する予定です。

また、2013年までの間にアフリカ(アンゴラ)、中東(エジプト)、アジア(インド)、ヨーロッパ(ジュネーブ)でも同様のシンポジウムを行う予定です。 本件について、ハンセン病の啓発にご協力いただければ幸いです。

1.日時2012年2月1日(水)8:30〜18:00
2.会場Hotel Novo Mundo Praia do Flamengo, 20 Flamengo CEP: 22210-030
TEL. (21) 2105-7000
3.内容
  • 世界保健機関(WHO)ハンセン病制圧大使・笹川陽平日本財団会長挨拶
  • ブラジル保健省、人権庁代表挨拶
  • 11:45〜12:30 記者会見
  • 基調講演:横田洋三氏(前国連人権促進保護小委員会代理委員、中央大学教授)
  • パネルディスカッション「ハンセン病と人権」:
    ブラジル弁護士会会長、コインブラ大学教授、ハンセン病回復者団体代表 ほか
  • 詳細は別紙をご参照ください

お問い合わせ

日本財団 広報グループ

住所
〒107-8404 東京都港区赤坂1-2-2 日本財団ビル内
担当
福田英夫、富永夏子、和田真、菊地佐知子、宇田川貴康
電話
03-6229-5131
FAX
03-6229-5130
メールアドレス
pr@ps.nippon-foundation.or.jp