地域金融機関と連携した「わがまち基金」プロジェクト 東北・被災3県の5信用金庫とスタート!利子補給などに25億円

2013年12月12日(木)14:30〜
信金中央金庫 東北支店(仙台市)

日本財団は、地域の金融機関と持続的な社会課題の解決を目指す「わがまち基金」プロジェクトとして、東日本大震災で被災した東北3県の5信用金庫をパートナーに事業を開始。この度、合同調印式と記者発表会を下記のとおり開催します。

同プロジェクトは、信用金庫など地域密着型の金融機関と連携し、社会課題解決のために新たなお金の流れを創出することを目的に発足。今年6月からは西武信用金庫(東京都)と共同で、コミュニティビジネス等の支援を実施しています。

今回は被災地復興を目的とした第二弾の取り組みで、信用金庫が融資する中小零細企業やソーシャルビジネスに対して、利子補給や経営サポートの資金として、当財団が1信用金庫につき5億円、総額25億円を支援。信用金庫の即効性のある融資を実現するとともに、既存の枠組みでは支援が届かないニーズを被災事業者から掘り起こします。

共同でプロジェクトを実施するのは、宮古信用金庫(岩手県)、石巻信用金庫・気仙沼信用金庫(宮城県)、ひまわり信用金庫・あぶくま信用金庫(福島県)です。当日は5信金の理事長が出席して調印を行うほか、プロジェクト説明なども行います。

日時 2013年12月12日(木) 14:30〜15:20
会場 信金中央金庫 東北支店 5F (宮城県仙台市青葉区大町1-2-6)
内容

詳細は別添(PDF/172KB)をご覧ください

  • 挨拶:日本財団 理事長 尾形武寿
  • 5信用金庫を代表して挨拶:石巻信用金庫理事長 高橋賢志氏
  • プロジェクト説明:日本財団「わがまち基金」推進チーム 荻上健太郎
  • 各信用金庫理事長より一言
  • 調印書への調印・握手
  • フォトセッション
  • 質疑応答
  • 終了後、個別取材可

次第

  1. 挨拶
    日本財団 理事長 尾形武寿
  2. 5信用金庫を代表して挨拶
    石巻信用金庫 理事長 高橋賢志氏
  3. プロジェクト説明
    日本財団 「わがまち基金」推進チーム チームリーダー 荻上健太郎
  4. 各信用金庫代表者より一言
    宮古信用金庫  理事長 齋藤浩司氏
    気仙沼信用金庫  理事長 菅原務氏
    ひまわり信用金庫  理事長 台正昭氏
    あぶくま信用金庫  理事長 半澤恒夫氏
  5. 調印式・フォトセッション
  6. 質疑応答

「わがまち基金」プロジェクトとは

ソーシャルビジネスやコミュニティビジネス、社会起業家等の応援を目的に日本財団が2013年6月にスタートしたプロジェクト。信用金庫など地域密着型の金融機関と、民間の助成機関である日本財団が連携することで、新たな資金の流れを社会に創出するのが狙い。「より借りやすく、より貸しやすい融資制度」「新たなお金の流れによる社会課題の解決」「持続可能な地域課題の解決の推進」を実現する。

2013年6月から西武信用金庫(東京都中野区)と第一弾の「わがまち基金」プロジェクトを実施中。(期間:2013年6月1日〜2016年8月31日)日本財団と西武信金がそれぞれ2億5千万円を拠出し、総額5億円の融資枠を設置し、低利子・無担保の融資を行っている。融資枠の設置の他、財務・経営戦略などの経営支援を行うために3億6500万円を支援し、融資先を主な対象とした経営支援プログラムの提供、定期預金の利息の一部、西武信金の自己負担及び日本財団の助成金の一部を組み合わせた「西武街づくり活動助成金」を行っている。

<別紙資料> プロジェクトの仕組み (利子補給制度)及び対象となる地理的範囲(PDF/410KB)

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