2013年度福祉車の助成決定47都道府県に2,079台、累計で約3万3千台に

日本財団は、1994年度から「障害の有無や年齢にかかわらず、誰もが不自由なく地域で暮らせる社会の実現」を目指し、障害者や高齢者の在宅サービスに適した福祉車を配備してきました。

この度、2013年度の福祉車の普及事業が、下記のとおり決定しましたのでお知らせいたします。

今年度より15年ぶりにデザインを変更し、若者の福祉分野への関心を高めることを目的に世界的アパレルメーカーのユナイテッド カラーズ オブ ベネトンによるデザイン性の高い福祉車になりました。また共働き世帯の増加に伴う新設の保育所や認定こども園等からの送迎用の車両の要望が多く、5年ぶりに幼児用送迎バスがラインナップに復活し、今年度は、全2,079台の車両を福祉関係の団体へ助成いたしました。

日本財団が支援する福祉車の配備台数は、今年度分を含め累計33,313台となりました。

Ⅰ.2013度福祉車の配備数

支援件数 2,079件(台)
支援団体 1,634団体
支援金額 2,768,042,000円

※詳しくは別紙一覧表 (PDF/49KB) をご参照ください。

Ⅱ.福祉車の種類(10種)と用途

在宅支援型(高齢者・障害者用)
  • ヘルパー車(528台)
    ヘルパー以外にも相談員や看護師の移動に適した車両
通所支援型(高齢者・障害者・幼児用)
  • 車いす対応車|2種(671台)
    車いすに乗ったまま乗降できるようスロープ・リフトが付いた車両
  • 送迎車|2種(459台)・送迎バス(107台)・幼児用送迎バス(36台)
    乗降に便利なステップが装備された車両
就労支援(障害者用)
  • 出張販売車(31台)・軽トラック(43台)・バン(204台)
    農業やリサイクル事業、食品の販売・配達など、障害者の多様な就労に適した車両
写真
(左から)車いす対応車、移動販売車、送迎バス

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