祭りの復活が山田町を復興させる 神輿の整備に伴う目録贈呈式の開催

2014年2月15日(土)午前
岩手県山田町 大杉神社

日本財団は、東日本大震災で被災した岩手県山田町の大杉神社に対して、まつり応援基金から4900万円を拠出し、「山田祭り」に用いる神輿、神輿庫、御篭もり場などを整備することとし、これに伴い、目録贈呈式を実施します。

写真
修理を待つ神輿

大杉神社のある岩手県山田町は、町の象徴である「山田祭り」が開催される毎年9月の3日間は祭り一色に染まります。「故郷を離れた人々がお盆ではなく9月に帰省する町」と言われるほどの盛り上がりを見せます。

東日本大震災の津波の影響で同神社の社殿は全壊。その後、神社本庁の支援で、社殿は江戸時代に鎮座していた高台に再建しました。しかし、神輿や神輿渡御に用いる神具などの整備には至っていませんでした。

そこで、日本財団は、まつり応援基金から4900万円を拠出し、「山田祭り」に用いる神輿、神輿庫、御篭もり場、神具などを整備することにより、同神社の氏子の悲願 「自分たち山田町の神輿」を担ぐことを実現させ、山田町の復興を支援します。これに伴い、以下のとおり目録贈呈式を開催します。

  • 日本財団は、2011年6月、被災地で受け継がれてきた伝統芸能の復興などを目的として「まつり応援基金(地域伝統芸能復興基金)」を創設。以来、岩手・宮城・福島県で、162の伝統芸能団体や神社に対して、太鼓、神輿、衣装などの購入費用として総額7億6500千万円を支援してきました。

日時 2014年2月15日(土)11時〜12時
場所 岩手県下閉伊郡山田町 大杉神社
次第
  • 11時 神事
  • 11時10分 日本財団から目録贈呈、挨拶
  • 11時20分 祝いの踊り(山田大神楽、不動尊大神楽の2団体)
  • 12時 終了

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