“比残留日本人”新 ビエンベニド トシオさん 父の故郷・鹿児島に初来県〜親族対面やお墓参り〜

フィリピン残留日本人2世の一人、新 ビエンベニド トシオさんが初めて、鹿児島県を訪れます。新さんの父親は鹿児島県出身であることが判明しており、今回の来日で義姉や従兄ら親族と対面するほか、父のお墓参りも下記のとおり予定しています。

来日は、日本財団がフィリピン日系人リーガルサポートセンター(PNLSC)と実施しているフィリピン残留日本人2世の国籍回復事業の一環。残留2世の日本人としてのアイデンティティ回復を目的に2006年から開始した同事業では、戦中戦後の混乱で書類が紛失するなどして、日本人であることを証明できない2世の日本国籍取得の支援や、日本側親族との引き合わせを行っています。家庭裁判所で新たに戸籍をつくる「就籍」手続きではこれまでに、計124(このうち父親が鹿児島県出身のケースは5人)が戸籍作成の許可を受け、日本国籍を回復しています。

鹿児島でのスケジュール

8月6日(水)
  • 11時40分 :鹿児島空港着
    親族と対面(於:鹿児島空港 国内線ターミナル 到着ロビー)
  • 12時15時 :帰国会見(於:鹿児島空港 国内線ターミナル 3Fホール)
7日(木) 10時頃:墓参り(於:性應寺〔加治木町朝日町187〕)、親族と交流
8日(金) 観光
9日(土) 東京に移動

新 ビエンベニド トシオさんプロフィール

写真:新 ビエンベニド トシオさん
生年月日
1944(昭和19)年4月28日(70歳)
家族構成
  • 父:新 榮次(しん えいじ) 1975年7月死亡
  • 母:アンヘラ フェルナンデス  2013年1月死亡

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