難病の子どもを安心して預けられる 小児生活支援センター「あっと名取」開所式

日時:2015年10月25日(日)10:30〜11:15
場所:宮城県名取市下増田字鶴巻前5-7

日本財団は、歯科医師による社会貢献活動「TOOTH FAIRY(トゥースフェアリー)」プロジェクト(公益社団法人日本歯科医師会協賛)に寄せられた歯科撤去金属(金・パラジウムなど)のリサイクルで得た寄付金を活用し、難病の子どもを一時的に預けられる生活支援センター「あっと名取」の建設を支援、10月25日(日)宮城県名取市で開所式を行います。
「あっと名取」は、人工呼吸管理や中心静脈注射など、自宅でも医療ケアを常時必要とする難病の子どもを受け入れの対象とし、ホームヘルプ支援を含めた「レスパイトケア施設」※で、介護家族を支える一方、子ども自身もいろいろな人に出会い、社会性を身につけられる施設を目指します。

2台のトレーラーハウスを土台とした「あっと名取」は、0歳から18歳の難病児(定員5名)を受け入れ、費用は子ども一人あたり実費利用の場合900円/時です。開所後は、宮城県内の医療関係者と連携し、医療と福祉の両面から難病の子どもと家族のサポートも行います。
開所式では、宮城県歯科医師会会長である細谷仁憲氏、および宮城県歯科医師会常務理事山﨑猛男氏に出席いただきます。

  • レスパイト:「一時休息」の意。在宅でケアする家族の負担を軽減するため、一時的にケアの代替を行うサービス

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1.施設概要

名称 生活支援センター「あっと名取」
場所 宮城県名取市下増田字鶴巻前5-7
面積 敷地 520.00㎡ / 延床70.98㎡
目的 24時間365日体制の介護に向き合っている家族に一時の休息を提供し、生活の質を大きく向上させる
構造 トレーラーハウス 2台
施設

サービススペース3か所、厨房2か所、トイレ2か所、浴室1か所

  • 定員5名、24時間ケアの提供
  • 年間約2400人利用予定

2.開所式次第

10:30 – 10:50 関係者による挨拶
10:50 – 11:15 動画による「あっと名取」運営団体(社会福祉法人むそう)の紹介

お問い合わせ

「TOOTH FAIRY」プロジェクト

担当
小村、長谷川
電話
03-6229-5171