2015年度 福祉車両の助成決定全国に2,239台を支援・累計約3万8千台に

日本財団は、高齢者の介護サービスや障害者の就労支援などに活用される福祉車両の配備事業について、今年度の支援先団体や支援台数について下記のとおり決定しました。 当財団は1994年度から、「障害の有無や年齢にかかわらず、誰もが不自由なく地域で暮らせる社会の実現」を目指して同事業を実施。これまでに支援した福祉車両は2015年度分も含め、全国で累計37,988台(2015年度分:2,239台)となりました。 今年度は障害者の就労を支援する車両を充実させており、クリーニング用衣類やリサイクル物品などの荷物を運搬するためのバン(普通車)を1年ぶりに、乗車定員6名で荷物も運べるダブルキャブトラックを2年ぶりにラインナップに追加し、助成を決定しました。

1.【2015度福祉車両の配備数】

支援台数 2,239台
支援先団体(法人)数 2,168団体
支援金額合計 2,768,440,000円

2.【車両の種類・台数・用途】

在宅支援型(高齢者・障害者用) ヘルパー車(490台): 介護ヘルパーのほか、相談員や看護師の移動のために使用する車両
通所支援型(高齢者・障害者・幼児用) 車いす対応車/3種(728台): 車いすに乗ったまま乗り降りできるようスロープ・リフトが装備された車両 送迎車(590台)・幼児用送迎バス(194台): 乗降に便利なステップが装備された車両
就労支援型(障害者用) バン/普通車・軽(175台)・軽トラック(25台)・ダブルキャブトラック(37台): 農業やリサイクル事業、クリーニング事業など、障害者の多様な就労をサポートするための車両
写真
(左から)車いす対応車、ダブルキャブトラック、普通バン

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