岩手県の水産高校が共同利用する実習船が完成〜新たな船出に向けて竣工式を開催〜

日時:2015年2月14日(土) 報道関係者向け説明会10:00、竣工式等10:45〜14:00
場所:宮古市民文化会館及び宮古港藤原埠頭(岩手県宮古市)

日本財団は東日本大震災復興支援の一環として、岩手県内の水産海洋系高校3校が共同利用し、「洋上の動く教室」ともよばれている実習船の建造を支援。実習船の完成に伴い、2月14日に竣工式と船内見学会を以下のとおり開催します。

写真:共同実習船「海翔」

岩手県立の水産海洋系高校3校(宮古水産高校、高田高校、久慈東高校)が共同利用していた実習船は東日本大震災の津波により廃船となり、生徒は沿岸漁業の乗船実習を十分に行うことができませんでした。そこで、日本財団は復興支援の一環として未来の水産業の担い手育成を目的に2012年11月、新たな共同実習船「海翔」建造の支援を決定、株式会社ヤマニシ(宮城県石巻市)にて建造を進めていました。

宮古市民文化会館で行われる竣工式には、達増拓也岩手県知事や日本財団海野光行常務理事のほか、今後漁業実習や航海実習のため実際に船上で授業を受ける3校の生徒(約330人)も出席。宮古水産高校の生徒代表が謝辞を述べます。藤原埠頭で行われる船内見学会では、共同実習船の引渡しやテープカットを行うと共に漁業実習パネルを展示します。見学会では、船内の取材や生徒へのインタビューも可能です。

竣工式に先立ちまして、報道関係者向けに事業実施の経緯、完成した実習船の仕様、今後の活用についてご説明する事業説明会も併せて実施します。

日時 2015年2月14日(土) 事業説明会10:00〜10:30、竣工式・船内見学会10:45〜14:00
場所 宮古市民文化会館(宮古市磯鶏沖2-22)、宮古港藤原埠頭
当日スケジュール(概要)
  1. 事業説明会 10:00〜10:30 宮古市民文化会館 1階展示室
  2. 竣工式 10:45〜12:30 宮古市民文化会館 大ホール
    (式辞、工事経過報告、祝辞、生徒代表謝辞)
  3. 船内見学会 12:50〜14:00 宮古港藤原埠頭県営1号上屋前
    (引渡し、テープカット・くす玉開披、船内見学会)
  • 生徒へのインタビューも可能

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