6年間の寄付、累計で10憶円に「TOOTH FAIRY(歯の妖精)」プロジェクト役目を終えた歯科撤去金属で子どもたちを笑顔に

写真:ボランティア歯科医師によるミャンマーでの歯科検診の様子

日本財団と公益社団法人日本歯科医師会は、2009年より歯科医師による社会貢献活動「TOOTH FAIRY(歯の妖精)」プロジェクトを実施。歯科医院に寄せられた歯科撤去金属(金・銀・パラジウムなど)をリサイクルして得た寄付金を活用し、国内に約20万人と言われている難病の子どもと家族の支援、途上国での学校建設などの事業を行っています。プロジェクト開始以来の寄付累計が10億円を超えましたのでお知らせいたします。
本プロジェクトによる寄付は、国内の難病児支援分野では、最大級の支援規模(公益財団法人助成財団センター調べ。2015年3月末時点)であり、寄付による支援に加え、ボランティア歯科医師の技術協力で口腔ケアの啓発活動も行っています。日本全国の約1割にあたる6100の歯科医院がプロジェクトに参加しており、国内では難病の子どもと家族が利用できる施設を7県に整備し、また難病の子どもと家族の絆を描くドキュメンタリー映画の製作に協力、難病児を抱える家族が直面する現実やよろこびを社会に発信しています。
国外では、2014年度にミャンマーで8校を開校し、累計で18校の学校を建設しました。2011年に始まった歯科医師によるボランティアツアーはこれまでに33名の歯科医師が参加、歯科医師のいない地域を訪問して、ブラッシング指導などを実施しています。

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「TOOTH FAIRY(歯の妖精)」プロジェクト

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小村
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〒107-8404 東京都港区赤坂1-2-2 日本財団ビル
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