アレルギーに特化した事例検討会の開催子育て世代のアレルギーをめぐる支援について

日時:2016年10月29日(土)9:30~17:30(受付 9:00)
場所:日本財団ビル2階 第1~4会議室(東京都港区赤坂1-2-2)
日本財団は、NPO法人アトピッ子地球の子ネットワークと共に、アレルギーをめぐる支援をテーマにした、事例検討会を東京で開催します。 当財団とNPO法人アトピッ子地球の子ネットワークは、患者に対する社会全体の理解と環境の改善を目指して、今年から食物アレルギー患者を取り巻く環境の調査を実施しています。また8月には、喘息、食物アレルギー、アトピー性皮膚炎などのアレルギー・アトピー性疾患がある子どもたち向けに、2泊3日の「2016夏休み環境教育キャンプ」を開催しました。 近年、食物アレルギーによって特定の食べ物がたべられない子どもたちの数は、増加傾向にあります。食物アレルギーの子どもたちは食事のたびごとにどんな材料が使われていて調味料や加工された食品に何が含まれているか知らなければならないため、特別な配慮が必要です。2013年に文部科学省が実施した全国調査では、45万人以上の子どもたちに食物アレルギーがあることが判明しました。この数値は、2004年の調査結果と比べて約1.7倍になっています。また、東京都の調査では、3歳児の食物アレルギー患者数が1991年から2015年までに約9.6倍にもなっています。 そのような中、アレルギーをめぐる医療については、医療の均等化が進んでいないことが指摘されています。地域差や医師の専門性、診療経験の差などによって、医師の指導がまちまちであるため、戸惑う患者は少なくありません。 今回の事例検討会では、患者団体や研究者、医療関係者が集結し、学校や保育現場で実際に起きている最新事例の共有と課題の解決に向けた道筋を探ります。

アレルギーに特化した事例検討会概要

日時 2016年10月29日(土)9:30~17:30(受付 9:00)
会場 日本財団ビル2階 第1~4会議室(東京都港区赤坂1-2-2)
共催 日本財団、アトピッ子地球の子ネットワーク
参加団体 食物アレルギーフォーラム、アレルギーっこパパの会、千葉アレルギーネットワーク、アレルギーネットワーク京都ぴいちゃんねっと、他
事例検討会の詳細スケジュールは、NPO法人アトピッ子地球の子ネットワークのウェブサイトをご覧ください。

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