自殺対策で江戸川区・NPOライフリンクと協定を締結~全国の自殺対策を牽引するモデルを構築~

日時:2016年7月8日(金)13:30~14:00
会場:グリーンパレス(江戸川区松島1-38-1)

日本財団は、江戸川区と協力して自殺対策推進モデルの構築に取り組むにあたり、下記のとおり協定締結式を行います。
日本では昨年2万4千人が自殺で亡くなりました。日本の自殺率は先進7カ国で突出して高く、若者世代(15~34歳)の死因第1位が自殺であるのは日本だけです(厚生労働省『平成28年版 自殺対策白書』)。今年の4月、自殺対策基本法が大きく改正され、都道府県および市町村に「自殺対策計画の策定」が義務付けられました。
日本財団は、全国の自治体が自殺対策を実施する際に参考となる「自殺対策推進モデル」をいち早く構築するために、日本の自殺対策を牽引するNPO法人ライフリンクと共に「日本財団いのち支える自殺対策」プロジェクトを2015年1月に立ち上げました。最初のプロジェクト協力自治体として、江戸川区と協定を結び、事業を開始します。

日本財団いのち支える自殺対策プロジェクト 協定締結式

  • 日時:2016年7月8日(金)13:30~14:00
  • 場所:グリーンパレス 2階「千歳・芙蓉」(江戸川区松島1-38-1)
  • 参加者:
    多田正見(江戸川区長)
    尾形武寿(日本財団 理事長)
    清水康之(NPO法人ライフリンク 代表)

事業概要

  • 期間:2016年7月8日~2019年3月31日
  • モデル自治体:江戸川区
  • 実施主体:日本財団いのち支える自殺対策プロジェクトチーム
    (構成メンバー:日本財団、NPO法人ライフリンク)
  • 内容:
    1. 自治体内に設置する首長主導の「自殺対策戦略会議(仮)」への参画
    2. 地域の自殺実態分析(※)に基づいた総合戦略の立案支援
    3. 自殺対策に関わる自治体職員や地域住民等への研修支援
    4. 自殺対策のための地域ネットワークの強化支援
    5. 地域住民への啓発、メディア発信等を通じた全国への啓発
  • 自殺実態分析「日本生きづらさ調査(生きづらさを抱える人の割合、属性)」、「日本自殺調査(自殺のリスクを抱えている人の割合、要因)」を行い、9月10日の世界自殺予防デーにおいて発表する予定。

お問い合わせ

日本財団 国内事業開発チーム

担当
芳川、服部
電話
03-6229-5254