石巻市東部番屋の贈呈式を開催漁業がつなぐ新しいコミュニティ創生のシンボル プロジェクト開始から5年、15軒目が完成

日時:2017年7月28日(金)10:00~12:00
場所:石巻市東部番屋(石巻市狐崎浜字鹿立屋敷42番地)
日本財団は、2012年以降、宮城県、岩手県の沿岸部で、東日本大震災の津波によって被害を受けた水産業の操業拠点「番屋(ばんや)」の再生プロジェクトをすすめています。日本定置漁業協会及び被災地域の水産業関係団体と連携し、これまでの5年間に完成した番屋は14軒。今般、15軒目となる「石巻市東部番屋」を再建、宮城県漁業協同組合石巻東部支所に贈呈します。 番屋とは、漁場の近くで漁業関係者が作業や休憩、時には宿泊したりする建物です。操業拠点としてだけではなく、漁業関係者の情報交換や交流の場として、重要なコミュニティ機能を担っています。 東日本大震災による津波の被害を受けた宮城県漁業協同組合石巻市東部支所は、これまで仮設事務所で営業を続けてきました。仮設事務所には、購買品の在庫場所や組合員が集える場所がなく、組合員に対するサービスの質が低下している状態です。完成した番屋は、これらのスペースを確保し、組合員のニーズに見合うサービスを提供する漁協事務所としての機能、従来の番屋が担う漁業関係者の拠点としての機能のほか、漁協が関わる講習会や体験ツアーに参加したり、気軽にATM利用ができたりといった、地域で暮らす人たちが立ち寄れる「開かれた場所」としての機能が新たに加わる複合的な施設になります。

贈呈式の概要

日時 2017年7月28日(金)10:00~12:00
場所 石巻市東部番屋(石巻市狐崎浜字鹿立屋敷42番地)
出席者 海野 光行(日本財団 常務理事) 斎藤 一夫(石巻市産業部 部長) 丹野 一雄(宮城県漁業協同組合 会長)

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