事業評価について

[ 2010-07-01]

2009年度事業評価報告一覧


※レベル … I=卓越した水準にある II=優秀な水準にある III=良好な水準だが、一部問題がある IV=一応の水準にあるが、かなりの問題がある V=多くの問題がある

内部評価(監査グループによる評価)

団体名: (社)日本海事検定協会
事業名: 危険物の海上運送に関する調査研究

事業概要: 危険物の海上運送に関する国際ルールの策定及び我が国の意見を反映させるため、IMO小委員会等への専門家の派遣や国内対応委員会等を開催する。
助成金額(千円): 7,900     レベル:   Ⅱ
評価ポイント: 【優れている点】
・少人数で効率的な事務局運営を行い、コーディネート能力を高く評価される一方、日本に大きな損失をもたらしかねない事案にも、確実な手順で迅速に対応し、成果を挙げている。
【改善に向けた課題】
・広報に関してはCanpanブログ等を活用しているが、専門用語等が多く、事業の成果を一般にわかりやすく伝える姿勢が望まれる。
さらに詳しい情報: PDF File (36KB)

団体名: (財)熱帯海洋生態研究振興財団
事業名: サンゴ礁の保全と回復をめざしたサンゴ造園技術の開発と普及

事業概要: 阿嘉島臨海研究所(沖縄県座間味村)とその周辺地域の定点にて、定期的なモニタリング調査、サンゴ造園技術の開発、サンゴ礁保全のための地域コミュニティへの啓蒙活動と人材育成を行う。
助成金額(千円): 12,800     レベル:   Ⅰ
評価ポイント: 【優れている点】
・世界初の、有性生殖によるサンゴの完全養殖に成功したこと。
・水産庁の、沖ノ鳥島へのサンゴ移植プロジェクトに参加し、養殖技術を使った実証実験を行っていること。
【改善に向けた課題】
・学術論文等で、研究成果を海外にも更に発信していくことが望まれる。
さらに詳しい情報: PDF File (28KB)

団体名: (財)がんの子供を守る会
事業名: 小児がん児童・家族への慰問活動事業

事業概要: 小児がんや難病により長期入院を余儀なくされる子供たちやその家族のメンタルケアやコミュニケーション支援を目的として、人気キャラクターショーや人形劇等により慰問(各地病院10ヵ所)する。
助成金額(千円): 3,200     レベル:   Ⅲ
評価ポイント: 【優れている点】
・本事業のアトラクションを体験することによって、小児がんで入院している患児に生きる希望を与え大きな成果を与えている。
【改善に向けた課題】
・訪問活動を受け入れる病院の開拓を通し、活動拠点としての支部発足の動きを促進させることが望まれる。
さらに詳しい情報: PDF File (28KB)

団体名: (特)日本ライフセービング協会
事業名: ライフセービング活動の基盤強化および講習会の開催等

事業概要: ・全国のライフセービングクラブの組織化を図るためライフセーバーの養成支援を行う。
・活動する浜を増やし、水難事故の防止と海浜の安全向上を目指す。
・器材支援、組織化支援、講習会開催などを行う。
助成金額(千円): 13,208     レベル:   Ⅱ
評価ポイント: 【優れている点】
・ライフセーバーの活動海岸数が増加した。 (04年度:164浜 ⇒ 08年度:205浜)
・年間のライフセーバー養成目標をほぼ達成した。(目標 2,600人 実績 2,589人)
【改善に向けた課題】
・地元自治体、警察、消防署、保安庁との連携をさらに強化する必要がある。
・学生の卒業に伴う活動離れへの対応を強化することが望まれる。
さらに詳しい情報: PDF File (28KB)

団体名: (社)日本水産資源保護協会
事業名: 河川環境の基盤情報整備事業

事業概要: ・開発による環境変化の影響を受けやすい魚種であるサクラマス、ビワマス等についての、生物学的、生態学的情報、増養殖に関する研究を、中学生、高校生けの資料にまとめ、学校に教材として配布した。
助成金額(千円): 1,717     レベル:   IV
評価ポイント: 【優れている点】
・食材として、身近なサケ・マスの生態系をわかりやすく教材にまとめ、養殖魚と河川とのかかわりの大切さを生徒に気づかせている。
【改善に向けた課題】
・成果物である小冊子の授業での活用度が低い。  (60校配布 6校で授業に活用)
さらに詳しい情報: PDF File (28KB)

団体名: (財)現代人形劇センター
事業名: 全国の聾学校における人形劇による地震防災教育の実施

事業概要: ・聾学校の子どもたちに地震、津波に対する防災意識を持ってもらうため、地震・津波をテーマとする人形劇の公演等を聾学校105校全校において3年間で実施する。
・「稲むらの火」の公演(08年度:22校、09年度:42校、10年度:41校)
助成金額(千円): 9,000     レベル:   Ⅱ
評価ポイント: 【優れている点】
・メンバーに聴覚障害者がいるプロの人形劇団が打楽器の振動 や手話通訳を交え、災害の恐ろしさを見事に伝えている。
【改善に向けた課題】
・防災関係者や聾学校周辺の住民にも参加してもらえれば更によい。
さらに詳しい情報: PDF File (29KB)

団体名: 一般社団法人 ECネットワーク
事業名: 電子商取引に関連する詐欺被害者に対する支援および詐欺被害の抑制に関する事業

事業概要: ・ネット上の商取引における詐欺被害の事例について、消費者相談担 当者を対象に講習会を実施し、詐欺被害の抑制につなげる。
・ネット詐欺の実例のWebでの公開など。
助成金額(千円): 4,072     レベル:   Ⅲ
評価ポイント: 【優れている点】
・ネット上の詐欺対策という社会ニーズに迅速に対応している。
【改善に向けた課題】
・ホームページへのアクセスに対する分析を強化することが望まれる。
さらに詳しい情報: PDF File (31KB)

外部評価(専門の民間会社による評価)

団体名: (財)日本船舶技術研究協会
事業名: 船舶関係諸基準に関する調査研究

事業概要: ・船舶の安全及び保安の確保並びに海洋環境等の保護に関して、船舶に対する適切な諸基準を策定するために、船舶の構造、性能及び設備並びに運航等について調査研究等を実施する。
助成金額(千円): 178,300     レベル:   Ⅱ
評価ポイント: 【優れている点】
・本事業により、IMOに対する提案文書数は日本が最も多くなっているようであり、条約改正や、ガイドライン、マニュアル等にも取り入れられている。
【改善に向けた課題】
・日本一国ではなく、韓国・中国を含めて、IMOの場におけるアジアの発信力を強化していくことが望まれる。
さらに詳しい情報: PDF File (43KB)

団体名: (財)日本科学協会
事業名: 教育・研究図書有効活用プロジェクトの実施

事業概要: ・日本国内で収集した図書を中国の24大学・1研究機関に寄贈し(150,000冊)、日中間の相互理解の深化及び友好関係の構築を図る。
助成金額(千円): 85,000     レベル:   Ⅱ
評価ポイント: 【優れている点】
・2008年までに累計200万冊超の図書を効率的に寄贈してきたことにより、参加大学の日本への理解の深化・友好の向上に貢献した。
【改善に向けた課題】
・中国における本プロジェクトのゴールイメージを明確にし、目指すべき方向を明らかにしていく必要がある。
さらに詳しい情報: PDF File (44KB)

団体名: (特)シーズ・市民活動を支える制度をつくる会
事業名: NPO等のファンドレイズ推進ネットワーク構築事業

事業概要: ・NPO等のファンドレイズ(資金開拓)担当者の情報交換サイト構築、研修用テキスト作成、学習会・講習会・特別セミナーの開催などを行い、ファンドレイズ担当者による情報共有のネットワークを構築する。
助成金額(千円): 10,000     レベル:   Ⅱ
評価ポイント: 【優れている点】
・本事業の実施過程から、日本ファンドレイジング協会が設立されただけでなく、地方の中間支援組織などでもファンドレイズへの関心が高まった。
【改善に向けた課題】
・今後事業を行うさいにファンドレイズに関する取り組みを、シーズ、日本ファンドレイジング協会で役割分担を明確にして推進する必要性がある。
さらに詳しい情報: PDF File (42KB)

団体名: (特)自殺対策支援センターライフリンク等
事業名: 自殺総合対策推進事業

事業概要: ①自殺総合対策の「都市型モデル」構築事業(3ヵ所)、②自殺対策推進役育成のための連続講座の開催、③自殺対策研修教材ビデオ作成事業、④自殺総合対策提言事業、自死遺族支援フォローアップ事業、⑤自死遺族支援事業を実施する。
助成金額(千円): 7,000     レベル:   Ⅱ
評価ポイント: 【優れている点】
・前例にとらわれない助成によって、国への影響や、民間団体の創出という成果をあげることができた。
【改善に向けた課題】
・国の行う自殺対策事業との差別化や、独自の助成方針の確立が日本財団に求められる。
さらに詳しい情報: PDF File (36KB)

団体名: (社)日本舶用工業会
事業名: (団体評価)

事業概要: 造船・舶用産業に係る当工業会の基盤強化を図り、我が国、舶用工業の発展に寄与する。
助成金額(千円): 59,200     レベル:   Ⅱ
評価ポイント: 【優れている点】
・我が国の舶用産業及び会員企業の発展に貢献するという明確なミッションのもとに、環境変化に対応しながら事業を構築し、実績をあげてきた。
【改善に向けた課題】
・会員企業の規模が極めて多様であることから、会員企業の規模に応じた事業を取り組んでいくことが望まれる。
さらに詳しい情報: PDF File (36KB)

団体名: (社)日本舟艇工業会
事業名: 沈廃小型船舶処理促進事業

事業概要: ・不法投棄された所有者不明の廃FRP船の処理責任を負う都道府県 に対して、処理費用の一部を助成する
助成金額(千円): 22,200     レベル:   Ⅲ
評価ポイント: 【優れている点】
・’05年度以降リサイクル処理件数が増加傾向にある。  (05年度:76隻 06年度:406隻 07年度:446隻)
【改善に向けた課題】
・助成金の活用が、29道府県にとどまっている。
さらに詳しい情報: PDF File (44KB)

団体名: (社)日本中小型造船工業会
事業名: 日本・アジア造船フォーラムの開催

事業概要: ・東南アジア6カ国において、造船分野での交流と関係強化を目的とした、造船フォーラムを実施する。
・07年度:フィリピン、タイ、08年度:ベトナム、インドネシア、09年度:マレーシア、シンガポール
助成金額(千円): 5,100     レベル:   Ⅲ
評価ポイント: 【優れている点】
・双方の業界トップの参加のもと、安定的に実施されている。
・行政関係者も出席しており、国レベルの交流の場にもなっている。
【改善に向けた課題】
・会員企業の参加が少なく、実際に取引にまでは至っていない。
・交流面の成果を把握しようとする取り組みが弱い。
さらに詳しい情報: PDF File (44KB)

団体名: (社)日本海洋少年団連盟
事業名: 団員拡充モデル事業の実施

事業概要: ・高齢化に伴う若手指導者の育成や少子化による団員の減少などの課題解決に取り組む。
・全国指導者研修会、ビーチコーミング研修、帆船体験教室等の実施
助成金額(千円): 6,912     レベル:   Ⅳ
評価ポイント: 【優れている点】
・モデル事業の実施地区で新規団員の獲得がみられる。
【改善に向けた課題】
・団員の実態把握ができていないため、事業の効果測定が不充分となっている。
さらに詳しい情報: PDF File (44KB)

団体名: (財)癌研究会
事業名: 新治療法確立のための基礎研究

事業概要: ・抗癌剤を中心とした癌の化学療法を担当している癌化学療法センターの基礎研究事業を助成する。(薬品等の消耗品の購入)
助成金額(千円): 40,000     レベル:   Ⅰ
評価ポイント: 【優れている点】
・長期にわたる基礎研究に対する助成が新抗がん剤開発・実用化(予定)に向けて、重要な役割を果たした。
さらに詳しい情報: PDF File (42KB)

団体名: ロチェスター工科大、 米国立聾工科大
事業名: 聴覚障害者の高等教育環境整備のための国際大学ネットワークの推進

事業概要: ・第2期事業(2006~2009)を通して米国立聾工科大学 を中心とした高等教育機関の国際ネットワークを作り、ノウハウの提供を通して、各国の実情に即した聴覚障害者の大学教育の体制を確立した。
助成金額(千円): 134,472     レベル:   Ⅰ
評価ポイント: 【優れている点】
・参加国、大学数の着実な増加している。(6カ国14大学→10カ国18大学)
・日本・ロシア・中国では政府資金が確保され自立した。
さらに詳しい情報: PDF File (38KB)