JOINT STATEMENT
ON
SAFETY AND PROTECTION OF THE MARINE ENVIRONMENT
IN THE STRAITS OF MALACCA AND SINGAPORE
BY THE NIPPON FOUNDATION AND
THE ROUND TABLE OF INTERNATIONAL SHIPPING ASSOCIATIONS
[Kuala Lumpur, Malaysia on 24th November 2008]
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日本財団と国際海運団体のラウンドテーブル(以下「RT」という。)は、2008年11月24日に、マレーシア・クアラルンプールにおいてマラッカ・シンガポール海峡(以下「マ・シ海峡」という。)における航行安全と環境保全に関する国際シンポジウムを開催した。
シンポジウムには、インドネシア、マレーシア及びシンガポール(以下「沿岸三カ国」という。)、国際海事機関(IMO)、RT、海事産業並びにその他の利害関係者175名が参加した。
シンポジウムの目的は、2007年IMOシンガポール会議における協力メカニズムの発足後の最新の進捗状況について、日本財団及びRTとともに、沿岸三カ国、利用国及び海峡利用者の間において、情報共有をするとともに意見交換をすること、並びに、航行安全と環境保全を確保するための協力メカニズムのもとにおける海運産業を含む利害関係者による様々な貢献のあり方を議論することである。
国際海運会議所会長ポレミス氏は、RTを代表して安全で適切に船員が配乗された船舶を通じた航行安全と環境保全に対する海運産業の多面的な貢献とともに、継続的な取組みの強化について言及した。これを進めるための最も効果的な方法はあらゆる利害関係者間の対話と協力を促進することであり、海運産業はこれに全面的に取り組む所存である。ポレミス氏は、参加者に対し中東航行援助サービス(MENAS)からの百万USドルの資金拠出について改めて周知した。
日本財団笹川会長は、海運産業はマ・シ海峡における航行安全と環境保全対策に向けた自発的な協力の海難事故防止のための予防的対策としての重要性をより一層認識すべきであり、海運産業を含めた全ての利害関係者からの自発的協力を促すことを目的として、2007年に開催されたIMOシンガポール会議における所要経費の3分の1の金額を航行援助施設基金に対し当初5年間拠出するとの意見表明に従い、日本財団は来年早々に同基金に対し2.5百万USドルの資金を拠出することとすると述べた。
マレーシア運輸大臣オン氏は、開会あいさつにおいて日本財団とRTによる本シンポジウムの開催に向けた取組に対し謝意を示した。また、沿岸三カ国は協力メカニズムが海運産業を含めた海峡利用者による自発的な協力を促進するための最良の枠組みであることを確信するとするとともに、日本財団による航行援助施設基金に対する2.5百万USドルの資金拠出に対し感謝の意を表明し、これに海運産業が従うことを期待する旨を述べた。
マ・シ海峡の地域及び世界経済に対する戦略的意義並びに同海峡における航行安全と環境保全対策を推進することの重要性を認めた。
日本財団とRTは、さらに、同海峡における航行安全と環境保全対策の推進について沿岸三カ国と協力していく際におけるIMO、利用国、日本財団、RT及びその他利害関係者の役割の重要性についても認めた。
協力メカニズムの発足による同海峡における航行安全と環境保全対策の推進に関する沿岸三カ国の効果的な取組、とりわけ2008年4月における航行援助施設基金の設立及び同年9月における同海峡内の主要な航行援助施設の現況調査の完了について、賞賛した。
同海峡における航行安全と環境保全対策の推進及び世界経済の発展のためのRTからの最初の資金拠出者となる日本船主協会による70万USドルの資金拠出に対し感謝するとともに、これを歓迎した。
MENASからの2009年における100万USドルの資金拠出とこれが国際船社としての航行援助施設基金に対する年々の資金拠出となるとの見通しに対しても感謝するとともに、これを歓迎した。
IMO及び海事産業団体によるマリン・エレクトロニック・ハイウェイ・プロジェクトの推進に関する尽力とその航行安全と環境保全の推進に関する潜在的機能に対し感謝するとともに、これを確認した。
日本財団とRTが本シンポジウムを開催した取組の意義とともに、対話を継続する必要性について確認した。
同海峡における航行安全と環境保全の持続的確保のため、海運産業とその他の利害関係者による企業の社会的責任(CSR)の考え方に基づく自発的貢献の重要性についても確認した。
同海峡における航行安全と環境保全に関する利害関係者間における理解を増進するため、共同して行う取組を強化していくことについて合意した。
沿岸三カ国を代表して本シンポジウムの主催国となったマレーシアに対し、深い謝意を表明した。