広報人語

[ 2010-01-08]

新車販売 中国世界一

菅原 悟志
広報グループ
グループ長


自動車が飛ぶように売れている中国が2009年の新車販売台数で米国を抜き首位に立った。主役が米国から中国へと交代した。米国ではかつて自動車王国のガリバーとまでいわれ、隆盛を極めたゼネラル・モータースやクライスラーの経営破たんなどによる大幅な販売減が響く。また、日本では世界累計販売3400万台を超えるカローラで「小型車王国」を築いたトヨタも赤字に転落している状況である。自動車産業の中心は今や日米から新興国に移りつつある。

自動車のセールスマンによれば、深刻な経済危機の影響でなかなか売れないと嘆く。そんな厳しい自動車業界のなかで、先日2009年度日本財団が支援する福祉車両が決定した。今年度は2554台で、累計2万5700台を超える。昭和の三種の神器と言えば、「白黒テレビ、洗濯機、冷蔵庫」で、高度経済成長期には、カラーテレビやクーラー(冷房機)と合わせて、車は「新三種の神器」とも言われたこともあった。
中国では、今がその時代か。

欧米の自動車産業は中国やインドなどへの市場開拓が更に加速されることは確かである。日本経済にとって、基幹産業である自動車業界の復活が不可欠であり、自動車だけに日本も「乗り遅れ」てはいけない。

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