広報人語

[ 2010-03-05]

暴走族11年連続減少

菅原 悟志
広報グループ
グループ長


先日、夜バイク10台ほどの暴走族が公道を走っていた。その光景を初めて目にした小学生の子どもは興味深々で「なんの目的であんな大きな音で走るのか」「あの人たちの服装は流行っているのか」など質問攻めにあう。車のナンバープレートはいずれも都外。最近暴走族はほとんで見かけることがないが、かつて土曜の夜になれば、どこからともなく爆音が響きわたり、近隣住民の安眠を騒音で妨害してきた。

警察庁の報告によると、2009年に把握した暴走族の構成員は前年度比約9%減の1万500人程度で11年連続の減少で、最多だった82年の4分の1以下だそうだ。安心・安全な街づくりを目指す日本財団としては喜ばしいことである。ピーク時の82年頃といえば学校は校内暴力に揺れている時。「横浜銀蠅」、「積木くずし」などが流行り、男子学生は太いズボン、女子は長いスカート、髪はパーマと古典的な不良の時代であり暴走族に憧れを抱く人も少なくなかった。

しかし今の若い人たちは、そんな昔の姿を見ると「頭がわるそう」「カッコ悪い」と感じるそうだ。沖縄県宜野湾署では暴走族を「ダサイ族」と命名している。暴走族の組織体制は完全なるピラミッド型。上下関係が厳しく上からの命令は絶対である。これが最近の若い人が敬遠する理由だそうだ。若者が入ってこないため現在でも30~40代の人が現役で頑張っているところもあると聞く。ここにも高齢化の波が押し寄せている。

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