広報人語

[ 2010-04-13]

入社おめでとう

菅原 悟志
広報グループ
グループ長


桜の季節も終わり新入社員もそろそろ会社に慣れ始めたことだろう。電車に乗ると、いかにも新入社員とわかる新しいスーツ、新しいカバンやバッグを手にした若者が目に入る。職場でも学校でも新たな環境に足を踏み入れるのは不安を感じるものだが、実は迎える側もその人となりがわからないため多少なりとも緊張しているのである。

4月1日には各社で入社式が行われたが、日本財団でもトップによる激励の言葉とともに全役職員で新入者を歓迎した。大学生の就職内定率が2月の段階で80%、高卒予定者とあわせると10万人以上に職がないと見られている。不況による就職難のこの時代に入社してきた若者であるが、大卒就職者の3人に1人が3年以内に辞めるという。

この離職率の高さに驚くが、明治安田生命保険が発表した新社会人を対象にしたアンケートによると半数以上の新入社員が「一生同じ会社に勤めたい」と回答している。入社時は会社に骨を埋めるという心意気はあったが、実際に働いてみると職場に魅力が感じられないと映ってしまうのかもしれない。

人はなぜ働くのか。これから壁にぶつかり辛くて悩み眠れない日が来るかもしれない。しかしそれを乗り越えると今までと違った景色が見えてくる。広がった視野の先には必ず働く意味が姿を現してくるはずだ。どんな時でも一歩踏み出してみよう。そして健康には十分留意して大きく成長してほしい。






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