広報人語

[ 2010-06-15]

W杯南アフリカ大会 開幕

菅原 悟志
広報グループ
グループ長


オリンピックと並ぶ世界最大の祭典であるサッカー・ワールドカップ(W杯)南アフリカ大会が開幕した。アフリカ大陸で初めて開催された今回のW杯。南アはかつてアパルトヘイト(人種隔離政策)によりサッカー界から追放され、1992年に国際サッカー連盟(FIFA)に再加入が認められての悲願の開催である。

W杯の運営だけでなく政府の心配事はなんといっても国内の治安の悪さであろう。凶悪犯罪の発生率は世界でトップクラスという不名誉なレッテルが貼られている。その原因の一つが貧困である。昨年3月に日本財団は中央省庁職員とともにアフリカの貧困視察に行った。その一カ国が南アであり、現場を訪れた職員は厳しい状況をつぶさに見てきた。わずか一年ではそんなに進展することはないであろうと言う。

さてW杯に話を戻す。これから決勝戦が行われる7月11日までの間、サッカーファンは睡眠不足の日々が続くだろう。カメルーンとの初戦に臨んだ日本は見事に勝利した。4大会連続4度目の出場だが、2002年の日韓共催の大会以来の白星である。目標はずばり「ベスト4」。しかしながら、極めて高いハードルであると言わざるを得ない。これから戦うオランダ、デンマークはいずれも日本より格上である。

だが悲観的になることはない。そもそも世界における日本のサッカーランキング(FIFAランク)は45位で、今大会参加32カ国中28番目である。本来ならば日本より上位にランクされているクロアチア(10位)、ロシア(11位)、エジプト(12位)などは、強豪国ひしめく欧州予選で敗退した。

日本代表に過度な期待せずに見守ってあげてほしい。アジア代表の意地とプライドをかけ、最高の舞台で日本らしいサッカーを見せてくれればおのずと結果はついてくる。
頑張れニッポン代表!!

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