広報人語

[ 2010-07-09]

11日は参院選挙

菅原 悟志
広報グループ
グループ長


日曜日は参議院議員選挙。候補者たちは最後の追い込み態勢に入った。今回発表された各党のマニフェスト(選挙公約)には、「国会議員定数の削減」が盛り込まれているのが特色である。そもそも日本の議員は多いのか。毎日新聞によれば、衆院議員1人あたりの人口を欧米諸国の下院と比べると、日本の26万5000人に対し、英国とイタリアが9万5000人、フランス10万9000人、ドイツ13万2000人、米国は73万人。決して日本が多いとは言えないような気がするが、一部を除き各党「定数削減」を公約にしている。

民主党は「参院定数40人程度、衆院比例定数80」と削減を明記したが時期は不明。また「40人程度」という表現もあいまいである。杏林大学教授の金田一秀穂さんは、「『程度』の幅は人によって考えが違い40に満たなかった際の言い訳に使われる可能性も」と指摘している。しかしながら、国会議員自らが身を削ろうという姿勢は評価できる。日本財団の笹川陽平会長も産経新聞「正論」で議員の定数を削減し、党や候補者の顔を見えやすくするべきだと提案している。

スポーツ選手、芸能人など、今まで政治とは無縁だった方々が多く立候補する今回の選挙。知名度で当選し国会議員になる方もいるだろうが、日本国と国民に負う責任は非常に重いことだけは忘れないで欲しい。投票日まであともう少し。ゴールに向けて候補者の熱い戦いはまだ続く。

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