広報人語

[ 2010-08-05]

海より多い山の事故

菅原 悟志
広報グループ
グループ長


猛暑が続く今夏、8月に入り夏休みをとる人が増えてきた。これまでの冷房中心の生活から一転し、山や川、海へ家族で出かける人も多いだろう。とにかく事故には気をつけてほしい。日本財団では、子どもが海で安全に遊ぶため「ジュニアライフセービング教室」を全国で開催している。楽しいはずの夏休みだからこそ子どもたちに本当の海の怖さ知ってもらいたい。

しかし、怖いのは海だけではない。最近は山の事故が増えている。警察庁の統計によれば、2009年の「山岳事故」の発生数は10年前と比べ40%増え、1676件だそうだ。5年連続で増加し、海や川、プールなどで起こる水難事故よりも上回っていると新聞で読んだ。

山の事故では中高年(40歳以上)の登山客の遭難の割合が高く全体の77%を占める。一度道を外れれば戻れない場所も多く、雨や強風を受け身体の熱が奪われて起こる低体温症で死に至ることもある。特に夏場は暑さのせいで軽装で登山してしまう人もいる。

海や山、もちろん川でも、決して油断は禁物である。自然はいつ牙をむくかわからない。
くれぐれも気をつけて、楽しい思い出をたくさんつくってほしい。

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