広報人語

[ 2010-08-19]

自然体験 「よい子」になる

菅原 悟志
広報グループ
グループ長


農林漁業の作業体験に2時間以上参加した児童に、学習意欲向上や生活態度改善などの教育効果が顕著に表れていると新聞で読んだ。これは、児童に農山漁村で自然体験活動や宿泊させるプログラムを推進する文部科学省が2009年度に実施した306校にアンケート調査の実施でわかったそうだ。

もともとキャンプなどでの自然体験の教育効果は指摘されていた。自分で積極的に作業にかかわることで何に対しても意欲がわいてくるとの分析もある。知らない人と一緒に作業をし、宿泊することで挨拶の大切さ、仕事をやり遂げる達成感を知るともいわれる。いいことだらけである。

「就業者不足」が問題になっている業種だけに、この体験が将来解決の糸口になるかもしれない。特に深刻なのは農業就業者の減少でなかなか歯止めはかからない。約50年前に1400万人を超えていたものの、現在は300万人を割る。しかもその6割は65歳以上と高齢化も進む。そのため日本財団では農業による地域支援づくりを支援している。

最近の子どもは塾や習い事に忙しく、遊びといえば家でテレビゲームと、外で遊ぶことが少ないといわれる。また、連日の猛暑ではなかなか外に出たくはないであろう。しかしながら自然体験は人間性を磨き、社会性を身につける絶好の機会である。

夏休みも後半に入ったが、自然と触れ合う体験活動に参加してはどうか。2学期から成長した子どもの一面が見れるかもしれない。

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