日本財団は、8月8日に上陸した台風8号による集中豪雨で大きな被害を受けた台湾に対し、緊急災害義援金として3000万円を贈ることを決め、東京の台北駐日経済文化代表処に寄託しました。
尾形武寿理事長が19日午後、同代表処を訪れ、羅坤燦(ら こんさん)副代表に目録を渡しました。この義援金は、医療支援などに活用される予定です。
尾形理事長は「日本も台湾同様、風水害や地震に悩まされてきたが、防災に関して日本の技術は進んでいると思うので、今後も協力できることはしていきたい」と述べました。これに対し、羅副代表は「被害を受けた人々に代わって、お礼申し上げる。全力で救済・復興活動に当たるたる決意です」と語りました。
この台風がもたらした記録的な豪雨により、現在までに被災者は2万人を超え、死者136人、負傷者45人、行方不明者386人(台湾中央災害対策センター・8月19日現在)が報告されており、一刻も早い救助活動、食料、医療品や仮設住宅などの確保が求められています。台湾政府は、国際社会に対して救援物資の提供を要請しています。
日本財団は1999年9月に台湾中部で起きた「集集地震」の際にも、3億円の義援金を同経済文化代表処に寄託しています。