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[ 2010-09-01]

サモラノ農業大学奨学生OG交通事故死について


日本財団は2002年より、海外協力援助事業の一環として、ホンジュラスにあるサモラノ・パンアメリカン農業大学で学ぶ中南米およびカリブ海諸国の学生に対し、各国の農業分野におけるリーダーの育成を目的とした奨学金事業を支援しています。 また2006年からは、卒業後に海外の農業現場で経験を積む機会としてサモラノ農業大学が実施する、アフリカ、アジアの各農業現場へのインターンシップの支援も行ってきました。

このたび、ラオスの国際熱帯農業研究センター(CIAT)アジア地域事務所においてインターンシップ中の奨学生OG・ Jackeline Vílchezさんが8月25日、ラオス北部ルアン・プラバン県にて交通事故により死亡しました。 以下、ご報告いたします。


8月25日朝、CIATアジア地域事務所を通してラオス北部ルアン・プラバン県の農業学校でのインターンシッププログラムに参加していたサモラノ農業大学奨学生OB・OG3名のうち、ペルー出身のReina Jackeline Vílchez Ochoaさん(22歳、女性)が、オートバイで学校に向かう途中、反対車線から来たトラックと接触、転倒後に意識を失い病院に緊急搬送された。搬送先病院で救命措置が取られたが、一時間後に医師により死亡が確認された。

25日午後にCIATルアン・プラバン事務所よりサモラノ農業大学および日本財団に緊急の連絡があり、ラオス首都ビエンチャンにあるCIATアジア地域事務所からは同日夜代表がルアン・プラバンへ急行するとともに、タイ駐在の日本財団職員も現地入りした。翌26日にルアン・プラバンの教会でミサが営まれた際には、CIAT職員、日本財団職員および現地に住む故人の友人たちが多く参列した。 遺体は29日夜に遺族の住むペルーのトルヒジョ(Trujillo)へ搬送され、30日午後4時から葬儀が執り行われた。


彼女はラオスの農業現場で非常に精力的に活動しており、CIATの同僚や関係者、サモラノ農業大学の同級生らとも広く交友関係を築いていました。
このような有望な次世代のリーダーを若くして失ったことは非常に残念です。
謹んでご冥福をお祈り申しあげます。


≪詳細経緯≫
25日午前、オートバイで通勤途中、反対車線から来たトラックと接触、
    病院に緊急搬送され救命措置が取られたが、搬送先病院にて医師により
    死亡を確認。
25日午後、CIATルアン・プラバン事務所よりサモラノ農業大学及び日本財団に緊急連絡。
25日夜、日本財団職員・間遠登志郎がビエンチャンに、CIAT アジア地域事務局代表がル
    アン・プラバンにそれぞれ到着。
26日、ルアン・プラバンの教会でミサ。
    CIATアジア地域事務所が遺体搬送の手続きを調整。
27日夜、ルアン・プラバンから救急車でビエンチャン市内の病院に遺体を移送。
28日朝、陸路でタイ国内ウドン市まで移送、ウドン空港から国内線で
    バンコクまで移送。
28日夜、バンコクからオランダ経由でペルーまで移送。
29日夜、ペルー国内便でトルヒジョに到着。
30日午後、4時よりペルー・トルヒジョにて葬儀。