社会のさまざまな困難に立ち向かう活動を支援する私たちにとって、限られた資金をどう有効に活かすかが重要なポイントです。つねに社会の情勢や世界の動向をつかみ、支援を必要とする世の中の切実なニーズを探り、すばやく対応する能力と行動力を持たねばなりません。
また、支援にあたっては、その活動が及ぼす社会的、国際的な広がりや未来への発展に対して、どの程度の貢献ができるかについても十分に考えなければなりません。
このために、私たちは自らが調査活動を行い、効果的な事業プログラムをつくりあげる有能な人材の育成や、また、どこにどのようなニーズがあるかを的確に把握できる情報ネットワークづくりに努めています。私たちにとってさらに重要なことは、支援の対象を明確にすることです。社会的平等を旨とする政府の施策とは異なり、先見性をもって、いま、どこで何が最も必要とされているかを見極め、そのニーズに対して重点的に支援を行います。国でもない、企業でもない、社会セクターとしての私たちのこうした活動を通じて、社会に新たな活力が生み出されてくると、私たちは確信しています。
私たちは社会セクターとしての自らの能力と活動の質を高めるとともに、将来のいかなる変化にもすばやく対応できる機能と柔軟性をもてるよう努めています。新しい変化をいち早く見つけ、前例にこだらわずに最善の対応を試みる先見性と創造性、そして決断力と実行力で幅広く活動をすすめていきます。