
私がいる公益チームは、他のチームに比べて比較的幅広い分野の事業を扱っています。支援する分野も多岐にわたっていますが、大きな柱の一つである「郷土学」事業をご紹介します。
現在、少子高齢化や市町村合併などの影響もあって、農山漁村を中心に、地域が元気をなくしつつあります。そのため伝統・技術・文化・自然といった貴重な資源を受け継ぐことが難しくなっている状況です。「郷土学」とは、地域で受け継がれてきた「モノ」や「コト」を住民自身が見つめなおし、地域づくりのために活かす取り組みのことを言います。日本財団では、助成による資金面での支援はもちろん、情報の発信や地域づくりの手法を学ぶためのセミナーを開催するなどして団体の活動を応援しています。
私もこれまで何度か事業の現場を訪ねました。その地域で長い間大切にされてきた「モノ」や「コト」そしてその土地に住む方々の知恵や想いに触れると、しばし“古き良き日本”に浸ってしまいます。その土地の方々と思いを共有しながら、一緒に事業を作っていきたいと思っています。


魅力:一番の魅力は、様々な分野の最前線の現場を見て、そこで携わっている方々のお話を聞けることです。まだ二年目ですが、「郷土学」の現場はもちろん、災害被災地、犯罪被害者の支援現場など様々な現場に行きました。普段の生活ではとても関わることのできない方々からお話を聞き、その度に幅広い知識と視点を得ることができます。教えていただいたことや見てきたことをどう仕事に活かしていくかを日々考えています。
苦労:苦労というわけではないのですが、事業の分野が多岐にわたるので、覚える範囲が広いことが大変です。2つの事業を同時に進めなければならない時に、頭の切り替えが難しく、整理がつかなくなってしまう時があります。とはいっても、携わる事業は興味深いことばかりなので、毎日勉強することがあり、新たな興味がわいてきます。
皆さんにメッセージを送れるほどの経験は積んでいませんが、比較的皆さんに近い立場ですので、就職活動について少し自分の経験を書きたいと思います。
就職活動を始めた時は、自分のやりたいことが漠然としていましたが、手当たり次第にエントリーするよりは、少しでも行きたいと思うところだけに絞りました。就職活動だけに時間を使うことはないと思っていたということもあります。(やりたいことがたくさんあったとも言いますが)。
今でも、仕事で携わる方とは、ありのままにお互いの考えをぶつけ、少しでも良い方向になるように心がけていますが、面接のときも同じ気持ちで望みました。ありきたりな体験だったとしても堂々と自分の言葉で話すという姿勢で臨みました。それが良かったのかどうかは分かりませんが…。
あと、学生の時に比べると時間が非常に貴重に感じます。時間のあるうちに旅行などを楽しんでください!