
世界的な環境規制の強化の流れに沿って、国際海事機関(IMO)では、舶用ディーゼルエンジンの排出ガス規制強化について議論されています。
本事業は、舶用ディーゼルエンジンに取り付ける排出ガス処理装置を開発することで、船舶から排出されるガスに起因する環境問題の早期改善に貢献しようとするものです。
舶用ディーゼルエンジンは、C重油等の硫黄含有量の高い燃料が使用されること、負荷の変動があること、機関室内の限られた空間に排出ガス処理装置を搭載する必要がある課題が多く、陸上で用いられている排出ガス処理技術をそのまま転用することは困難です。
そのため本事業では、既に陸上で実用化されている技術等をもとに、船舶特有の技術的課題を解消する研究を行い、排出ガスに含まれる有害物質の大幅な削減と実用化を目指します。