
今年8月、マラッカ・シンガポール海峡で船舶衝突によりタコン浮体式灯標が破壊され流失したことは、8月3日付トピックスでも既報の通りだが、10月28日同じ場所に新たな灯標が設置された。設置場所のフィリップチャンネルは浅瀬と岩礁が点在する難所で、日本財団は航行安全の維持には標識が不可欠との認識から、浮体式灯標の設置を進めていた。

設置のための助成額は5,550万円。これは一刻も早い安全確保のため、緊急措置として小型の灯標を仮設したものであり、日本財団では、沿岸国や利用国の間で議論されている「航行安全に関わる基金(The Aids to Navigation Fund)」などによって、正式の灯標への置き換えがなされることを望んでいる。