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[ 2008-04-01]

黒潮を越えて海を学ぼう 夏休み「研究船体験研修生」を募集


深海生物を確認するのは初めての経験!
深海生物を確認するのは初めての経験!

 海洋科学を体験学習し、次世代の「海の研究者」を育てようという、財団法人・日本科学協会による体験研修『研究船で海を学ぼう』が今年も8月、駿河湾沖の太平洋で実施される。対象は全国の高校生、学校教諭らで、日本海洋学会の第一線の研究者が海洋科学の現場を解説・指導する。海に関わる「参加応募作文」を公募し、参加者を選考する。申し込み受け付けは2008年4月1日から。

研究調査船「望星丸」
研究調査船「望星丸」

 同協会の海洋科学体験研修は今年で3回目。東海大学と日本海洋学会が共催し、日本財団が特別協賛している。今年度は8月3日から8日までの5泊6日の予定で、静岡市清水区の東海大学三保研修館と、同大学の研究調査船「望星丸」を会場に開催される。研修テーマは気象・海象(波の強さや潮の流れなど、海の上の気象)観測、プランクトン採取、採泥、海洋深層大循環の模型実験など海洋科学全域に渡る。


甲板での実習の様子
甲板での実習の様子

 会期中、「望星丸」に乗り組んで2泊3日の洋上研修が行われる。清水港の専用岸壁から乗船、東海大学の大学院生らのサポートで、調査船生活を体験する。駿河湾内の観測、採泥のほか、黒潮を突っ切って外洋を北緯32度付近まで航海、さまざまな観測を行う。船内では「海洋と地球環境」などの講座も開かれ、人類にとってかけがえのない「海」を科学的に体感できるよう、スケジュールが組まれている。


船内で深海から採取した生物の観察をする
船内で深海から採取した生物の観察をする

 19年度は高校生64人を含む79人が参加した。高校生は北海道から九州まで51校に上り、「船の旅は初めて」という子どもたちが多かった。軽い船酔いも見られたが、水中のマイクとスピーカーから再生されたモーツアルトを聴いたり、深層水のニガリで豆腐作りに挑戦するなど楽しいメニューも。なかには「海に関心はないのに、親が勝手に申し込んだものだから」などと話していた男子生徒が、船を降りるときは目を輝かせて海について語る光景も見られた。

 今年度の募集人員は高校生60人、学校教諭等20人。参加費は1万円で、高校生には学割の旅費が支給される。海をテーマにした600字程度の作文の提出が必要。申し込み締切は2008年5月15日。詳しくは下記をご覧ください。
          


[お問い合わせ先]
(財)日本科学協会 業務部 「研究船で海を学ぼう」係

住所: 〒107-0052 東京都港区赤坂1-2-2 日本財団ビル5F
電話番号: 03-6229-5365
FAX番号: 03-6229-5369
メールアドレス: