
毎週末に、九十九里浜をパトロールする人たちがいます。大綱白里海岸のほど近くに本部を置く、NPO法人日本プロライフガード協会(J-PRO/千葉県長生郡白子町)。
海に魅せられた会員90名が所属するJ-PROは、年間の海岸パトロールを通じ、貴重な観光資源である海と周辺の安全と環境を護り、海岸利用者が安心して楽しく快適に利用できる海岸づくりを目指しています。

個性あふれるサーフショップや飲食店が並び、休日ともなればサーファーでにきわう九十九里浜海岸は、7月の海開きに向け、いま急ピッチに海の家の建設が進められています。その浜辺を縫うように走る青色回転灯を装備した四輪駆動車が、J-PROのパトロール車両。

「九十九里浜は、年間を通じて利用客が多いので、夏場に限らず防犯パトロールが必要」というのは、指導部長の堀江さん。
日本の渚100選のひとつ、九十九里浜海岸は全国でも有数のサーフ・スポット。夏場以外でも休日には、J-PROのパトロール地域だけで、1日平均2,800名、1,700台(J-PRO調べ)が訪れるといいます。海水浴場がオープンする7、8月は、自治体でパトロールを行い、それ以外の時期をJ-PROが担っています。
ところで、「1173」はサーファーの車に多いナンバーだとご存知ですか? 「いいなみ」の語呂にかけており、他県ナンバーだと、それだけで車上あらしの標的になりやすいのだとか。犯罪抑止のため、駐車スペースは入念に回るそうです。
溺れている人やサーフボードごと流されている人がいないか沖に目を配り、遊泳禁止区域で泳ぐ人や、乗り入れ禁止区域の車両を注意するのもパトロールの仕事。九十九里海岸は、自然環境保護のため、車の乗り入れが規制されています。J-PROは、千葉県の許可を得て、浜辺のパトロールをしていますので、一般車両のかたは乗り入れ規制区域にお気をつけください。
この日は、砂地に車輪がはまった車両から、ひときわ目立つ青色のサイレンに、応援の要請がありました。車と車をつなぐロープの結び方、エンジンのふかし方にもひと工夫。
救助技術の勉強に日々努めて行きたいと、堀江さんは力強く語ってくださいました。
J-PROでは、一緒に活動にあたる会員を募集しています。詳しくは、下記の協会ウェブサイトからお問い合わせ下さい。
日本財団は、日本プロライフガード協会を通じて、海と人の安全を守る活動を支援しています。