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[ 2009-02-25]

海洋少年団員の帆船「日本丸」体験教室を訪問

杉浦 清治
海洋グループ
海洋安全チーム


日頃の訓練の成果を出せるかな?
日頃の訓練の成果を出せるかな?

 私が担当している団体の一つに、「海洋少年団」という団体があります。
山間部など海岸に面していない方には馴染みの薄い団体かもしれませんが、「海のボーイスカウト」といえば連想しやすいかと思います。日本全国に100団以上ある海洋少年団は、通常活動では手旗・ロープワーク・カッターなど伝統的な海洋活動を行っています。それに加えて、最近はヨット・環境活動など現代の子供たちが海に関心を持てるように努力している団もあります。


船員さんへの質問タイム!!
船員さんへの質問タイム!!

 日本財団は帆船体験教室の開催に支援をさせていただいています。
 海洋少年団に属している子供たちは、海や船に関心がある子供たちが多いのですが、実際に船に乗る機会があるとは限りません。それゆえ、実際に子供たちに帆船「日本丸」に乗船してもらい、日頃の訓練を生かし、かつ、より海や船に対する関心を深めてもらえる場を提供することになったのです。

 2月22日に横浜の大桟橋で行われた帆船体験教室は天候にも恵まれ、4つの地区少年団を中心に小学校4年生から高校2年生まで合計で47名も参加しました。日本丸に乗船後、ロープワーク、船内案内、日本丸の帆上げ体験、船員の方との質疑応答など約2時間のプログラムを行いました。


自分たちが挙げた帆の前で「はい、チーズ」
自分たちが挙げた帆の前で
「はい、チーズ」

 私が興味を持っていたことは、子供がいかに喜んで参加しているかということです。
 海洋少年団の事業の見学に行くのははじめてだったので、喜ぶ子供の顔を見るのを楽しみにしていた反面、本当に子供は喜んで参加しているのだろうかという不安もありました。

 しかし、その不安はすぐに解消されました。日本丸の船員の方がとてもうまくマネジメントしてくれたので子供たちが楽しんでいる様子が本当によく分かったのです。例えば、船員の方との質疑応答では、はじめこそ恥ずかしがって手を挙げる子供がいなかったのですが、1人発言したとたんに、次々と質問が飛び交い、最終的には時間いっぱいまでたくさんのお話を聞けました。

 今回の帆船体験教室では、子供と海との距離が遠くなっていると言われている現在でも、まだまだ海や船に関心を持っている子供たちはたくさんいるのだなと、なんだかうれしくなりました。

 このように実際に現場に出てみて、元気な子供たちからエネルギーをもらうのもいいものだと思いますでので、みなさんも関心があれば、ちょっとでいいので活動を見学に来てはいかがですか?
 私は、このような子供たちがこれからもずっと海や船に関心を持ち続けてもらえるような支援をしていきたいと考えています。

 現在、来年度に実施するNPOやボランティア団体の活動を支援する「海と川のボランティア助成」を募集しています。⇒ 詳細はこちらからご覧ください