防災のための植樹 ~いのちを守り、いのちを学ぶ「ふるさとの森づくり」~  



ポット苗を植えたところ
ポット苗を植えたところ

 かつて、日本列島は大部分が土地本来の森、ふるさとの森で覆われていました。しかし、都市化により多くの木が伐採され、代わりに生活スペースをコンクリート壁で囲み、今では少しの外来樹を残して、都市部で土地本来の森を見ることは少なくなりました。
 日本の本来の森は大半が広葉樹で、阪神大震災発生時に火防木の機能を果たし、人々のいのちを救ったことから、土地本来の森は災害に強いことが証明されました。


日本財団は、学校と鎮守の森への防災のための植樹に対し支援します

植樹の様子
植樹の様子

学校は、広域避難場所に指定されていることが多く、本来の森で囲むことで災害
時の防災効果を高めることが期待できます。鎮守の森は、私たちの祖先がずっと大
事に守ってきたものですから、これを再生することで祖先に感謝するきっかけとなり
心のふるさとを再生することにもなります。

子ども会や福祉施設など、地域のあらゆる人々を巻き込んで一緒にどんぐりを拾
い、ポット苗を育てることもでき、生きた環境教育の場ともなります。


植樹するポット苗
植樹するポット苗

実施にあたっては以下の点を重視します。場合によっては専門家のコンサルタントを受けていただきます。

  ・防災林としての役割を果たせるように、まわりを囲うように植樹が可能な場所であること。
  ・住民や地域のさまざまな施設など、子どもからお年寄りが植樹に参加する計画であること。
  ・都市部での植樹。ただし、地方での植樹でも効果が高いと見込まれるものはこの限りではありません。
  ・子どもを巻き込んで、どんぐりから苗を育てるなど教育的効果が高いと見込まれるもの。