中越地震から7ヶ月、今なお続くボランティアの支援活動

総務グループ
グループ長




塩谷地区のような復興は、市街地に比べてかなり遅れている。被災した住民の一人は、「雪が融けて、倒壊した我が家が現れるといやがうえでも現実を突きつけられる。撤去作業も家族だけでは、もどかしいくらいはかどらない。ボランティアで来てくれる人たちが、働いてくれる姿には、ほんとうに励まされる・・・」


ボランティアで参加した大学生は、「家のひとからよくありがとうと言われるが、逆にありがとうといいたい。地震の残酷さを見せつけられた思いだけど同時に多くのボランティアが汗を流している姿を見て人の温かさを感じた。大学の講義では、決して学べない多くのことを教えてもらった」


森林ボランティア団体「地球緑化センター」のメンバーは、チェーンソーを使い倒壊した家屋の梁や柱を運び出せる大きさにまたたくまに切断していく。旧家が多く、木材がふんだんに使われているためチェーンソーは不可欠だ。




塩谷地区のいたるところに今は使用不能となった養鯉場(ようりじょう)が見て取れる。地震の影響でポンプが壊れ、大半の錦鯉が死んだという。地場産業にも甚大な被害を与えた。


【日本財団 公益・ボランティア支援グループ 外海陽子のコメント】
今回活動を行った小千谷市塩谷地区は水仙や山桜、カタクリの花が咲くきれいなところです。地震のために潰れた家屋や崩れた池などがなければもっときれいな風景だったのだと思います。今回はたくさんの人達の協力により活動を行うことができました。町の復興委員会の方、中越元気村、ヒューマンシールド神戸、地球緑化センターの森林ボランティアの方(大きな柱などをチェーンソーで切り、動かしやすくします。)、名城大学のみなさんが各地区のリーダーの指示のもと、活動を行い瓦礫の片付けや鯉の水槽の清掃など活躍してくれました。
また各企業からも様々な物資をご協力いただきましたことを心からお礼申し上げます。
また村の人達が明るい塩谷にもどることができるように、できることから活動していきたいと考えています。
【今回の支援活動にご協力いただいた企業の皆様(敬称略、順不同)】
(株)豊和銀行、三菱化学(株)、五洋建設(株)、ユカタフーズ(株)、技研興業(株)、鹿島建設(株)
(株)大林組、(株)レンタルのニッケン
文、写真:中村健治