高齢者施設・介護サービス従事者への無料PCR検査事業

本事業(検査の受付)は終了しました。

新型コロナウイルス感染症においては、高齢者の方が重症化しやすい傾向であることから、多数の高齢者の方と接する機会が多い高齢者施設・介護サービス事業所において、クラスター発生などのリスクが高い状況にあります。

その背景には、高齢者施設・介護サービス従事者は高齢の方々と高密度で接する機会が多いにもかかわらず、医療機関等と比べて新型コロナウイルス感染症対策の知識や経験、そして支援が行き渡っていない状況にあることから、従事者ご自身が感染・媒介することへの不安を感じながら仕事をされているという現実があります。

そこで日本財団では、高齢者施設・介護サービス従事者が定期的に、かつ高い頻度でPCR検査を受けることで、安心して仕事をしていただけるように、そして高齢者の方々の命を守ることを目的に、無料のPCR検査事業を実施します。

2021年2月24日より検査の申し込み受付を開始いたしましたので、下記対象施設に該当し、無料PCR検査をご希望の法人担当者様は以下のボタンよりお申し込みください。

対象地域

東京都、埼玉県、千葉県、神奈川県について受付を開始しました。

対象施設・事業所

  • 特別養護老人ホーム
  • 介護老人保健施設
  • 介護医療院
  • 指定介護療養型医療施設
  • 有料老人ホーム
  • サービス付き高齢者向け住宅
  • 認知症高齢者グループホーム
  • 養護老人ホーム
  • 軽費老人ホーム
  • 小規模多機能型居宅介護
  • 看護小規模多機能型居宅介護
  • 訪問介護
  • 訪問入浴介護
  • 訪問リハビリテーション
  • 訪問看護
  • 通所介護
  • 通所リハビリテーション
  • 居宅介護支援
  • 入所系・居住系サービス事業所に加え、通所系サービス事業所、訪問系サービス事業所、居宅介護支援事業所についても対象となりました。

実施期間

2021年2月24日(水)~2022年4月30日(土)

  • 実施期間を再延長しました

日本財団PCR検査の実施実績(2021/2/24~2022/4/30)

2022年4月30日現在

東京都 埼玉県 神奈川県 千葉県 全体計 陽性率
正味事業所数 2,716 2,562 4,100 2,315 11,693 0.131%
延べ施設数 72,266 65,249 107,964 55,732 301,211
延べ検査数 1,545,145 2,085,624 2,611,927 1,440,355 7,683,051

(単位:施設数/カ所、検査数/人)

日本財団PCR検査 週ごとの陽性率推移 第1週~第61週(2021/3/1~2022/4/30)

週ごとの陽性率の推移を示す折れ線グラフ。第1週は0.056%。第2週は0.024%。第3週は0.101%。第4週は0.029%。第5週は0.009%。第6週は0.008%。第7週は0.006%。第8週は0.016%。第9週は0.018%。第10週は0.033%。第11週は0.015%。第12週は0.029%。第13週は0.019%。第14週は0.024%。第15週は0.013%。第16週は0.010%。第17週は0.003%。第18週は0.005%。第19週は0.008%。第20週は0.008%。第21週は0.010%。第22週は0.007%。第23週は0.021%。第24週は0.035%。第25週は0.047%。第26週は0.052%。第27週は0.038%。第28週は0.031%。第29週は0.016%。第30週は0.012%。第31週は0.006%。第32週は0.005%。第33週は0.004%。第34週は0.001%。第35週は0.003%。第35週は0.001%。第36週は0.001%。第37週は0.001%。第38週は0.000%。第39週は0.001%。第40週は0.001%。第41週は0.001%。第42週は0.000%。第43週は0.001%。第44週は0.002%。第45週は0.014%。第46週は0.039%。第47週は0.157%。第48週は0.341%。第49週は0.453%。第50週は0.547%。第51週は0.467%。第52週は0.407%。第53週は0.340%。第54週は0.246%。第55週は0.207%。第56週は0.209%。第57週は0.177%。第58週は0.192%。第59週は0.166%。第60週は0.125%。第61週は0.124%。

PCR検査の流れ

  1. 高齢者施設・事業所からPCR検査の申し込み
    • 申し込みは、施設・事業所単位となります。
    • 検査回数は、各施設・事業所ごとに週1回程度を上限としています。
  2. 申し込み完了後、検査キットを各地の配送拠点(※)で受け渡し
    • 拠点の詳細については、申し込み時にご案内いたします。
  3. 高齢者施設・事業所にて検体(唾液)を採取
  4. キットを受け取った配送拠点にて検体を提出
  5. 各施設・事業所へ検査結果の通知
  6. 陽性者がいれば提携医療機関等への受診へ繋ぐとともに、濃厚接触者への検査を実施
  • クラスター発生時には、介護スタッフの派遣費用補助による支援を行う予定です
  • 当該PCR検査センターにおける検査については、東京大学先端科学技術研究センター・田中十志也特任教授の監修を受け実施しています。
  • なお、2021年1月当初の発表では、検体を船の科学館の敷地に集約して検査を行う計画でしたが、コストや効率性の観点から、当面は実績を有する株式会社木下グループのラボにて検査を行うことに変更しました。 株式会社木下グループは、木下工務店、木下不動産、木下のリフォーム、木下抗菌サービス、医療法人社団和光会など、グループ内の事業ノウハウを結集し、「木下グループ新型コロナPCR検査センター」を運営しています。同センターは、昨年12月に新橋・新宿に、今年2月に渋谷・秋葉原・池袋に開業、店舗型と企業団体向けの集配式検査を併せて、1日あたり約1万3,000件強のPCR検査を行っており、信頼性の高い検査キットを採用した唾液検査を実施しています。

日本財団PCR検査センター FAQ

検査申し込みについて

対象施設・事業所について

検査対象者について

検査方式と流れについて

費用について

検査頻度について

結果通知について

陽性判定となった場合について

陰性の場合について

地方への展開時期について

濃厚接触者の基準について

PCR検査の詳細について