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ホスピス・プログラム

ホスピス・緩和ケア充実のための活動

あなたやあなたの大切な人が、命を脅かす病を患ったときのことを考えたことはあるでしょうか。残された命がわずか数ヵ月だと医師から宣告されたとしたら———。

つらい治療や痛みに耐え、最後まで病と闘おうとする人がいるでしょう。一方、治療や痛みによって制約の多い生活をするよりも、残された貴重な時間を住み慣れた家で自分らしく過ごしたい人もいるでしょう。人生の最期をどこでどのように迎えるか、考え方は人それぞれであり、自分で選んだ生き方が可能な限り尊重される社会であってほしいと思います。

日本財団は、生命を脅かす病に直面する方々の「痛みや苦しみを軽減し、最期までQOL(生活の質)を大切にした自分らしい生活を送りたい」という想いが叶うよう、「ホスピス・緩和ケア」の充実に力を入れています。

ホスピス・緩和ケアにおいては、長時間患者のケアにあたる看護師の役割がとても重要です。看護師は患者の痛みを軽減するために身体的ケアを施すだけでなく、患者やその家族の悲嘆や苦悩の理解に努めながら、精神的・心理的ケアを行います。これらのケアを十分に行うためには、経験もさることながら専門的なトレーニングが必要です。

そこで、大学や看護協会等の教育機関に対し授業料の一部を助成することで、看護師の経済的負担を軽減し、より多くの看護師がホスピス・緩和ケアを学べるようにしてきました。これまでに3,000人を超える看護師が養成コースを修了し(「日本財団ホスピスナース」)、各地で患者やその家族を支えています。また、年に一度フォローアップ研修を行い、ナースたちが悩みを分かち合い情報を交換できる場を設けています。

そして近年、残された時間を住み慣れた地域で過ごしたいという願いに対して、家庭のような雰囲気の中で、地域のボランティアや住民、そして専門職の協力により患者を支える「ホームホスピス」を作ろうという動きが広がってきました。日本財団はこれに賛同し、空き家をバリアフリー化してホームホスピスにするための改修工事などに対する支援を行っています。(※)

誰もが、住み慣れた地域で、その人らしい終末期を過ごせることを目指して、日本財団はホスピス・緩和ケアの普及を支援していきます。

ホームホスピスに対する支援実績

かあさんの家(宮崎県宮崎市:(特)ホームホスピス宮崎)、愛逢の家(兵庫県尼崎市:(特)愛逢)、神戸なごみの家(兵庫県神戸市:(特)神戸なごみの家)、たんがくの家(福岡県八女市:(特)たんがく)、縁の家(熊本県玉名郡:(特)黎明)、石倉ホーム「和が家」(群馬県前橋市:(特)在宅福祉たらっぺ会)

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