すべてのミャンマーの人々とともに
人間の安全保障

ミャンマーの明日を共につくる


福祉車両を丁寧に改装する職人。置き薬を大切に管理し、学校建設に率先して労働力を提供する村人。そして、一生懸命に学ぶ子どもたち。日本財団はミャンマーで、現地の人々と手を取り合いながら活動を続けている。

2013.02.25

軍政時代、国際ニュースで登場するミャンマーは、内戦やデモといった物騒な話題が多かった。しかし、実際のミャンマーの人々は敬虔な仏教徒が多く、とても真面目で勤勉。日本以上に治安が良い国ともいわれ、最大の都市ヤンゴンでも夜中にひとりで出歩く女性の姿をよく見かけるほど。観光旅行客のリピート率がとても高いというのも頷ける。

日本財団は、軍政下の1976年から30年以上も支援活動を続けて来た。それは、ミャンマーの人々の真摯な協力体制があってこそである。 民主化によって急速に発展する現在でも、都市部以外ではまだまだ生活が質素で多くの課題が残っている。特にミャンマー政府と対立している一部の少数民族との和平交渉や、少数民族居住地域の生活レベル向上が急がれる。そのため日本財団では、2012年度は25事業で計US$28,865,300と支援規模を拡大して、真の民主化に向かうミャンマーを後押しする。

たとえば、少数民族居住地域の学校建設支援ではNGOセダナーと協力し、単なる箱モノ建設ではなく、地域開発事業と組み合わせる形でプロジェクトを展開している。事業としては村人の負担が大きくなるが、教育熱心で働き者のミャンマーの人々からはむしろ歓迎され、ほとんどの事業が成果を残している。

写真:セダナー・ヤンゴン事務所の和田直子氏 「学校建設と地域開発事業は、村人が率先して計画を進めていきます。セダナーのスタッフは、それに対してアドバイスをするだけです。ミャンマーの人々が自主的に行なっている事業というのが大きなポイントなのです」(セダナー・ヤンゴン事務所 和田直子氏)

この動画では日本財団の事業現場を訪ね、そこで一生懸命に働く村人や職人、勉強熱心な子どもたちの姿を紹介する。人々の笑顔から、この国の大きな可能性を少しでも感じ取ってもらえたらと思う。