プロジェクトニュース

[ 2009/07/31]

【海外の様々な困難と奮闘中!】プロジェクト1・シラミ退治


 「シニアの持つ力を途上国の人々のために生かしてもらいたい」という思いで活動する技能ボランティア派遣協会という団体を支援しています。看護師として働いた経験を活かしフィリピンの孤児院へ保健衛生指導や応急処置方法を指導するために派遣された守野久美子さん。  彼女が手がけたシラミ退治は、派遣先のフィリピンの孤児院だけでなく村中の保健衛生に役立ちました。

シラミ退治の様子
シラミ退治の様子

 孤児たちには、たくさんのシラミがいるけれども、孤児院では対応の方法を知りませんでした。
かつての日本での駆除方法を実践するために、シラミ取りの櫛、お酢を混ぜてつくるシラミ退治用のシャンプー制作費など消耗品購入費に夢の貯金箱からの寄付金が活かされました。

守野さんは、シラミの実態、人の体に及ぼす影響を紙芝居式に説明し、子どもの髪の毛を櫛ですき
落ちたシラミを見せ、髪の毛の汚れで不潔な頭に存在することを説明しました。
その後、特製シャンプーで週に3回子どもの頭を洗い、1週間に一度髪の毛の検査をして、シラミの数が少ない順に花マルをつけて、発表することに。
最初は嫌がっていた子どもたちも、だんだん頭が爽快になることを覚え、頭のチェックを要求するようになったそうです。

孤児院の子どもたちが「学校の友達の頭にもたくさんシラミがいる」と報告を受け、小学校でも行うことになり、同時に手と爪のチェックもし、子どもたちに「きれいにすることは大切なことで、気持ちがいいこと」だという気持ちを教え、シラミをなくしたいという思いは、子どもだけでなく両親からもシャンプーが欲しいとの要望がたくさん出てきて、村中の衛生教育につながりました。