株式会社デザインアートセンター様より、同社会長のご逝去にあたり、香典返しのご寄付を頂きました。
デザイン会社ということで大量の紙を消費しているため、国内「植林事業」に使って欲しいとのご指定寄付を頂きました。プロジェクトパートナーの地球緑化センターと共に、2009年3月と10月に実施された「山と緑の協力隊 三宅島プログラム」での植林活動に活用させていただきました。参加者は各回とも約20名、ご寄付で購入したヤブツバキ・オオバイボタ・ヒサカキ 各400本の苗木を三宅島に植林しました。
植林に参加していただいた皆さんには「苗木はお香典を寄付して下さった方のご厚意により購入させていただいた」とお伝えし、1本1本丁寧に愛情を込めて植えていただきました。自分の植えた苗がきちんと育っているかまた見にいきたいとの声も上がりました。デザインアートセンター様には、ご寄付のお礼を申し上げますと共に、元会長様のご冥福をお祈り申し上げます。
2000年の雄山噴火から9年。依然として活発に火山活動が続いている三宅島。未だ立ち入り禁止エリアがあり、ガスマスクの携帯が義務化されています。現在は、観光客も戻ってきたものの、三宅島民は復興の最中にあります。
三宅島の雄山の噴火で噴出した有害ガスによって枯れてしまった、島民の生活を守ってきた森を再生するための植林活動を、島内外の人々と共に行います。活動地は三宅村阿古小松原地区というところで3月と10月に2回合計0.6haを合計1200本植林しました。
実際の植林作業は、地ごしらえをしながら苗木(ヤブツバキ・オオバイボタ・ヒサカキ)を植えていきます。痩せた土地(噴火で酸性土壌になった所)でも力強く育つ植物を選び育てています。
参加者には「三宅島の復興にボランティアで参加していて何とかしたい」と熱意を持ってくる方や「環境の事に役立ちたくボランティアに参加しました」など何とかしたいと思っている人が多数占めております。
夜には、三宅島住人守屋さんを囲んで三宅島の過去~現在~未来について皆で考えました。
守屋「ボランティアで三宅島に来てくれて、地域に貢献してくれる」こんなありがたい話はないとおっしゃってくれます。植林活動も効果があるかどうかも手探りの状態で行なっております。それでも「植林を続ける事に意義がある」と力強くおっしゃいます。こうした活動を通しての繋がりを持つ事によって、森に戻すことも重要ですが、こうした人材の交流にもなって行くことが、大変重要な事だと考えております。地元の人は「三宅を捨てることは無い」と言い切ります。自分を育ててくれた地域、自然に恩返しをすると共にたくさんの人に三宅の良さを知っていただき何度でも足を運んでもらいたいというのが地元住民の願いです。
皆さんが植えた苗木1本1本が再び三宅島の森になるその日を、楽しみにしながら、別れのテープでは、約120本以上の色とりどりのテープが飛び交いました。
また、三宅島でお会いできること楽しみにお別れをいたしました。