夢の貯金箱では、犯罪被害者や悪質交通犯罪等の撲滅を目的として活動する特定非営利活動法人 いのちのミュージアムを応援しています。
同団体が企画している「生命のメッセージ展」は、2001年から全国で既に75回開催(2010年2月22日現在)。各県庁、県警、被害者支援センター、企業との共催のほか、小・中・高・大学、また更生・矯正施設でも開催するようになりました。
展示会の会場では、2001年の開催当初から来場者1人1人に「命への愛おしさ」の思いを込めて、赤い毛糸玉につないでもらっています。最初は10センチの赤い毛糸玉だったのが、現在では「くすだま」ほどの大きさになりました。
昨年、ある女子少年院で開催された生命のメッセージ展。そこでこの赤い糸を結んだ彼女たちは何を思ったのでしょうか。<担当;森 啓子>
女子少年院では、少年院送致の決定を受けた14歳から20歳までの少女が収容されており、法務教官たちが24時間体制で、少女たちに社会生活に健全に適応できる能力を身に付けさせるための矯正教育に取り組んでいます。
私は今まで命について考えたり、命が大切だと考えた事がありませんでした。いつも、命があって当たり前だと思っていました。そして私は自分から命を捨てようとしました。死んだ方がラクだと思ったり、命なんていらないと思ったりしていました。 私は命を大切にしていませんでした。 でも今回、生命のメッセージ展に参加して、又ビデオを観て、「なんて馬鹿なことを考えていたんだろう」と思いました。 又、今迄簡単に人に「死ね」と行ったり、簡単に何も考えずに「死」という言葉を使っていたことをとても後悔しました。
亡くなった人はもっと生きたかったと思う。なのに、誤った考えをしている人のせいで亡くなってしまったのは、とても辛い事だと思います。
今日展示を見ていたら1歳の子、2歳の子、子供達が沢山いました。とても悲しかったです。とても辛かったです。 私は母親として一人一人の写真を見ました。「何でみんな死ななくてはいけないの?」と叫びたかったです。 みんな何も悪い事もしていない。 どうして普通に生活していたのに他人の人に命を奪われなくてはいけなかったのだろうと、とても悲しかったです。
私には1歳7ヶ月の子供がいます。 今はたまにしか遭えないし、私の顔を見て泣かれてしまうけど、とてもかわいい娘です。子供が一瞬にして他人に命を奪われてしまったら、私は絶対許せない気持ちになると思います。いつ、どこで何が有るか分からない。 一日一日を大切にしなくてはいけないと思いました。 自分勝手な行動で人の命を奪ってはならないと思いました。 誰も人を傷つけたり人の命を奪う資格なんてありません。 何があっても。
そして、今日の展示で思いました。みんな一人一人笑っていました。とっても良い笑顔でした。輝いていました。みんな幸せそうでした。家族は、どんなに辛かったんだろうと思います。亡くなられた方は若い方が沢山いました。 これからの人生を楽しみにしていたと思います。本当に悔しいと思いました。
でも自分たちではどうすることも出来ない。 私達に出来る事は、自分勝手な行動をしない事や、しっかり決まりを守る事、だと思います。 自分勝手な行動がなくならない限り、亡くなって行く人の数は減らないと思います。 命があるだけでも奇跡に近いことです。 人の命も自分の命も大切にしようと思いました。
私は今日赤い毛糸を結んだ時、鈴木さんに手を握られ「ありがとう、本当にありがとう、命があるのは奇跡に近いです。命を大切にして下さい。そして、これから先を頑張ってください。本当にありがとう」と言われました。 鈴木さんはとても温かい人でした。 そして、鈴木さんはとても強い人だと思いました。 自分の最愛の息子が自分勝手な行動をした人に殺されてしまったのに、私達に対して「ありがとう、本当にありがとう、これから頑張ってね」と伝えられる鈴木さんは凄い人だと思いました。 私が鈴木さんの立場だったら、少年院にも来たくないし、温かい声も掛けられないと思います。 私は鈴木さんに言われた「命を大切にして下さい」の言葉を忘れません。 絶対命を大切にします。 周りにいる人がどんな人だろうと、命がある限り大切にします。 私は一度死のうとしたけど生きています。 そして、今命の大切さを学び、大切さに気付く事ができました。 いらない命なんてないという事が分かりました。
私は生きることが出来なかった罪のない人達のためにも命を大切にしようと思います。 そして、みんなが残してくれた命の大切さをいろんな人にも教えてあげたいです。 私はこれから自分勝手な行動はやめ、周りに迷惑をかけない生活をして行こうと思います。
そして、この命があることに感謝して、一日一日を大切に生活しようと思いました。 この命の大切さを家族や自分の子供にもきちんと教えてあげようと思います。
今回、生命のメッセージ展に参加出来て、命の大切さを学ぶ事ができて、本当に良かったです。 ありがとうございました。