みなさまのご寄付1,014,322円は、老朽化したハンセン病回復者の家屋建設を実施させていただきき、2010年5月29日に家屋G棟の壁に村人とともに記念プレートを取り付け、プロジェクトは終了しました。ご寄付、誠にありがとうございました。
中国、日本、インドネシアから集まった若者が村に住み込み、キャンプ(作業)を行いました。村人はキャンパーの訪問を大変喜び、自分たちが育てた野菜を毎日のように差し入れてくれました。また、夜には一緒に映画を見たり、ゲームをして交流を深めました。
村人の生活環境改善を主目的にしたプロジェクトですが、参加した若者と村人との間に「信頼と絆」が生まれ、村人の精神面の支えとなりました。
プロジェクトパートナーより、みなさまへ寄付金の使途及び活動報告が届きましたのでご報告いたします。
シガンジャン村に家屋は全部で11棟、1950年代に建築されており、ひび割れ、雨漏りなど老朽化が著しく、近隣に砕石場があり、日々ダイナマイトによる爆音が鳴り家屋倒壊の危険性もありました。ワークキャンプを通じて10棟の家屋の修繕を行い、最後の1棟であるG棟の建築が日本の「夢の貯金箱」の尊いご寄付により完成することが出来ましたことを大変感謝しています。
作業は住民の引っ越しから始め、終了後は家屋の清掃や屋根の瓦の取り外し清掃などを行いました。瓦の撤去作業には細心の注意を払いました。
一番労力を費やしたのが壁の取り壊し作業でした。家屋の内側の壁は焼いていない粘土で出来ていて、とても苦労しました。(写真左上)
瓦礫は少しずつ手作業で撤収しました。(写真右上)
屋根をコンクリートにしています。(写真左下)
部屋の内部、屋根も壁もしっかりしたのでこれで雨漏りや倒壊の心配がありません。(写真右下)
2010年の5月に、再び28名のキャンパーが村を訪問し、村人の新居への引っ越し、水道の修理等を手伝いました。見違えるような家屋が完成しました。5月29日にG棟の壁に村人とともに完成の記念プレートを取り付けて、プロジェクトは無事終了しました。



ワークキャンプで建設プロジェクトを行いましたが、これ以外に村人との交流もワークキャンの大きな目的です。
広場で映画の鑑賞、団子作り、スポーツ交流、ゲーム、書道、登山、家庭訪問、メガネの贈呈などの活動を行いました。
今回のキャンプには初めて、インドネシアからのキャンパーが参加しました。彼らによるダンス披露や自国の文化紹介などを行い、相互に良い友好関係を築くことが出来ました。
また、村人の多くが私たちキャンパーに食事や野菜を差し入れてくれたり、まるで孫のように受け入れてくれました。私たちも自分のおじいさんやおばあさんのように思い、敬いながら家族のような親しい関係を築くことができました。 近くの町にキャンパーが買い出しに行った際、村の話になったことがありましたが、以前と異なり町の人の反応は大変友好的で、村や村人に対する恐怖心や偏見などはなくなっている様子でした。
古びた建物ばかりのハンセン病定着村が近隣の村に負けないくらい立派な村に生まれ変わりました。
日本の「夢の貯金箱」のご協力により、村人が安心して快適な生活を送れるようになりました。村人、キャンパー、関係者を代表して心より感謝とお礼を申し上げます。日本の皆さまには是非、村を訪問していただきたいと願っています。
今後は建設したG棟の断熱工事と、高齢な村人が温水シャワーが浴びられるようにソーラーシステムの設置を検討しております。
皆さまのご活躍を心よりお祈り申し上げます。