夢の貯金箱では、100万円以上のご寄付を頂いた場合にご希望があれば支援したい分野をご指定頂けます。ワイエスインターナショナル様、他皆様のご寄付で始めたプロジェクトの経過報告及び寄付金の使途をご報告します。
家庭の事情で自立援助ホームにいる子どもたちに、就職活動を少しでも支援したいと設立した「お仕事スタート応援積立金」は2009年度4月より開始し、2人の子どもたちがこの基金を利用して、自立援助ホームより巣立ちました。そのお2人を少しだけ紹介いたします。

家庭から逃げ出した子どもたちが一時的に避難できる場であるシェルターから自立援助ホーム「カリヨン夕やけ荘」へと移ってきた女の子が、アルバイトを始めるためにスニーカーや履歴書等の購入費や生活費、交通費に基金を使いました。自立援助ホームに入居する子どもの多くは、この女の子のようにほとんど所持金を持っていません。それでも職探し、仕事を始めるための身支度を整えるためには、すぐにお金が必要となります。女の子はその後「カリヨン夕やけ荘」を巣立ち、たくさんの苦労をしながらも、一人前の社会人になるために一生懸命努力しています。

自立援助ホーム「カリヨンとびらの家」から新聞配達の住込みを始める男の子が、住込み先への引越するための料金と最初の給料がもらえるまでの生活費として使いました。自立援助ホームの子どもたちには、公的機関からは巣立つ際の支度金の支援がありません。男の子は、これまでホーム滞在中に働いて貯めた貯金と、「お仕事スタート応援積立金」でいただいたお金で新しい生活をスタートさせました。社会に出ると身寄りがなく、心細い思いをすることも多いようです。巣立った後も折にふれてホームに電話が来たり、訪問してきて近況を知らせてくれています。
「お仕事スタート応援積立金」はまだまだ使用される頻度は低いですが、仕組みをより改善し、もっと使用しやすく、子どもたちがより自立しやすい環境をつくってゆきたいと「夢の貯金箱」スタッフ一同考えております。
子どもたちの笑顔ある将来のために、今後も応援よろしくお願いします。
※プロジェクトは継続中です
「お仕事スタート応援積立金」のご報告(2010年3月31日現在)
寄付金総額 100万円(2009年4月運用開始)
支援金総額 6万円(作業用衣服費、引越費用および初給料までの生活費)
積立金残額 94万円