ミャンマー関連情報1
欧米諸国からの経済制裁の裏に、庶民の人権保障のニーズがあります。
日本財団「夢の貯金箱」と同じように、スリランカでの幼稚園建設の活動がきっかけで、ミャンマー奥地の小学校建て替えへの援助を依頼された小原さん。
「辺境地域の小学校の老朽化が進んでいる」・・そんな現状を前に、彼も300万円寄付したそうですが、「軍政府の許可が下りず学校は断念」し多目的ホールを造ったそうです。
ミャンマーへの海外からの支援の難しさが感じられますね

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ひと 西光寺住職 小原智司さん(62)
アジアの幼稚園建設支援 輝く目の子どもに未来見据え
(2007/02/07, 中日新聞朝刊)
【愛知県】約十五年前からスリランカに幼稚園の建設を支援する活動を続けている。「真剣に勉強しようとしている子どもに、よりよい環境を与えてあげたい」。柔和な笑みの中に、熱意がこもる。
アジアとの出合いは一九八九年一月。スリランカのコロンボを訪問した曹洞宗の大本山永平寺(福井県)の管主に随行したのがきっかけで、僧侶有志で「日本・スリランカ禅仏教協会」を設立。たびたび同国を訪れるようになった。
何度目かの滞在中、寺の軒下で小さな子が勉強しているのに気付いた。同国では、小中学校は無料で教育が受けられる。しかし公設の幼稚園は一つもなかった。
住民は欲しいと願っているがお金がない。一万五千ドルあれば一棟できるという。「そのくらいなら何とかなる」。同協会を通じ、スリランカに幼稚園を建てる活動を始めた。小原さんが全額出資した二カ所を含め、三十三カ所。スラム街や山奥の村にも建てた。昨年秋には、盲ろう者が通う学校の改築と新しい寮舎の建設に使う百二十万円を用立てた。
一方、昨年秋には、知人から、ミャンマーの奥地にある小学校の建て替えを援助してほしいと頼まれた。日給一ドルという貧村。二つ返事で引き受け、三百万円を寄付した。軍政府の許可が下りず学校は断念したが、代わりに全児童を収容できる多目的ホールが造られることになった。
相次ぐ多額の出資にも「お金なんてない方がいい。財産がなければ何も心配ない」とさらり。「今の世の中見たって、お金がある人がおかしくなってるでしょ」
現在、中国・四川省へも支援の手を広げようと考えている。「現地の要望があって、悪いことじゃないなら、できる範囲で貢献したい」。輝く目をした子どもたちに、アジアの未来が見える。豊橋市大手町在住。(日下部弘太)