プロジェクトニュース

[ 2008/06/25]

チベットの目の見えない子供たちへ


人口250万人のうち視覚障害者が3万人と世界平均を大きく上まる国、チベット。
目が見えないのは神の天罰等という古くからの言い伝えが原因で、盲人に対する差別的な風習は強く、これまで視覚障害者の教育の機会は殆どありませんでした。

このような状況を変えようと自ら盲目である、ドイツ人教育者、サブリエテンバーケンさんがチベットで初めて盲人を支援するNGOを立上げ、彼らの生活の質の向上と自立のために教育支援や職業訓練等、様々な活動を進めてきました。
その中で「夢の貯金箱」はこのNGO「国境なき点字」の視覚障害児に対する支援活動に大きく共鳴し、彼らの活動を支援することに決定しました。この度決定した支援事業は「点字図書作成の支援」です。

現在チベットでは、点字本は「国境なき点字」以外発行しているところはありません。従って同協会ではチベット全土の盲人の需要に応えるため様々な印刷物を点字化しています。大半は一般学校に通う盲目の小中学生が授業で使用する教科書や「国境なき点字」で実施している職業訓練で使用する専門書ですが、需要が徐々に増える一方で供給が追いつかず、充実したサービスを視覚障害者たちに提供できずにいました。
特に小中学校では学期が開始しても視覚障害児が必要とする点字教科書が間に合わず、本ができるまで教科書なしで授業をうけなくてはならないというケースも発生していました。

この状況の中、夢の貯金箱からの100万円の寄付で点字機を新たに購入し、本を作成する運営スタッフも増やすことができました。これによって点字化する時間の大幅な削減が可能になるため、子供たちにより早く点字教科書を提供できるようになります!

今後も皆様からのご支援で彼らの笑顔と明るい未来を支えていきます。